明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

(水)ゴルフの愉しみ(59)ようやくシャンク病を克服した、と思う

2021-01-27 21:41:43 | スポーツ・ゴルフ

今回は、基本をもう一度、一から確認しながら練習した。

1、つま先体重で構える
アドレスは全ての基本だと誰かが言っていた。つま先で体重を支え、インパクトイメージを確認しながらワッグルする。やや左側に張りを持たせる感じで、右腕を緩めて構えると良い感じになる。クラブは軽くフォワードプレスしてからビューンと一気に上げる。バックスイングはある程度のスピードが無いと飛距離が出ないらしいので、思い切ってビュンと振り上げる。

2、バックスイングを高く上げる
前回めちゃめちゃに悪かった時は、バックスイングの「トップの位置」が低すぎたのが原因の一つだった。それを改善するために、トップの位置を高めにとった。女子プロで飛ばし屋と言われている「葭葉ルミや松田鈴英」などのトップは、皆んな相当に高く上がっている。前傾姿勢を保ってお尻を引き、左肩越しにボールを見るように胸を回して、出来るだけ高い位置へ上げること。この時トップに上げた後「右手首を倒し」て、クラブをシャットフェースにするのが今風である。ダスティン・ジョンソンの得意技で「ちゃごるTV」でも推奨している技術だ。これでスイング・プレーンが後ろに倒れる。

○ 高く上げて手首を倒す

3、クラブをインサイドから下ろす
前回ぐちゃぐちゃになったもう一つの原因は、クラブ軌道がアウトサイドインだったからだ。それで今回は特に「シャフト軌道」がインサイドから入るように確認しながら振った。この時重要なのが「左腰のヒネリ」である。ダウンスィングに入る一瞬、左足に踏み込みながら左腰を引き、「グィッと」ヒネって左足に乗る。これで左脇腹が伸び、右脚は目標方向に引き寄せられ、上半身の「捻転」が一番強くなる。これは以前から練習していたポイントだが、今日初めて上手く出来た。これから毎回練習して、確実にヒネれるようになりたい。もしかすると、これが腰を入れると言う感覚かも。

○ 左尻を後ろに引いてヒネる

4、左手を下げ過ぎない
ダウンスイングの軌道は、シャフトが肩より下を通るくらいで丁度よい。そしてインパクトまで「左腕を下げない」こと。どうしても引っ掛けが出るのは、打つ時に身体が起き上がって左を向くからである。それを治すために「左腕をクラブと真っ直ぐ」にし、肩の位置を下げすぎないようにした。このポイントは、ダウンスイングで「一瞬タイミングを遅らせて」待つこと。これで左脇がしっかり「力を溜める」ことができる。なお、右腕を曲げて右腰を擦るような感じで振ったら調子が良かった。これは右手を身体に引き寄せるのではなく、むしろ右肘を前に出す感じで振るとよい。

○ 左手を下げないで、右手が下を通る感じ

5、高い位置から一瞬で撃ち抜く
途中のインパクトは考えず、右腕を伸ばすという意識は捨てて「一瞬で撃ち抜く」ことに集中する。「薩摩の斬人剣」をイメージした(まんがの読み過ぎ!)。インパクトで注意するのはクラブを加速させることである。ここで「浦大輔の YouTube 」の右手首をインパクトで思いっきり返す、というのをやってみた。回すのではなく「思いっきり叩く」のである。インパクトよりだいぶ前から「平手打ち」の要領で思いっきり叩く。グリップをぶつけるのではなく、「シャフトの先のヘッド」を速く強く当てる感覚が重要だ。これを意識すれば、身体を動かすよりも効率良く飛ばせるらしい。まさに「手打ち」だが、「インパクトを実感する」には必要不可欠だと思った。これをしっかりやると、インパクト後にグリップ・エンドが目標後方から見える。これが後ろから見えないと、インパクトで「球がつかまっていない」そうだ。心すべし。

○ インパクトで手首を使え

以上、250球ほど練習したが、シャンクっぽい球は3、4球出ただけなので、満足のいく出来だった。ヘッド軌道がボール位置を正確に通るように意識したら、シャンクが出なくなった。シャンクが出ないとなれば、怖がることなくj普通にスイングをすることが出来る。結果は6番アイアンで150ヤードのネットに「もう少しで届く」ほどまで飛距離が戻った。やはり、怖がらないで振れれば当然飛距離もしっかり伸びるわけである。5番ウッド・ユーティリティも練習したが、まあまあ当たってくれた。これでようやくスイングも形になってきたので、これからは飛ばすだけである。何より下半身が安定したので、インパクトで「力を入れる感覚」が分かってきたのが大きい。要するに、飛ばないのは「インパクトが弱い」からである。今まではスイングスピードを上げることばっかり考えていたが、今日の練習でインパクトを「バシィィィっ」と叩くイメージが湧いてきたのだ。ここを強く叩けば飛ぶ、というのが「見えてきた」のである。だが私はまだまだ筋力が弱いので「強く叩け」ない。飛ぶ人はやはり、「身体のネジリと腕力」が強い。ここを鍛えると飛ぶ、ということが「実感できた」のが今日の一番の成果である。

そうこうするうちに後ろの打席で「バシッ、バシッ」と乾いたインパクト音が聞こえてきた。誰か上手い人が打席に入って打ち始めたようである。何番で打っているか分からないが、ボールはあっという間に「ネット最上段を下から突き刺して」夜の闇に消えた。チョー凄い!。一区切りつけてから椅子に座るフリして何気なく振り返ったら、いつも見かける人が「バシッ」と鋭い音でアイアンを振っていた。インパクト位置が毎回正確なので、ボールを打つ後にマットを擦る音が聞こえる。こういう華麗なインパクト、何とか私も手に入れることは出来ないもんだろうか・・・。まあ、人は人だ。私は私の道を行こう。

それにしても、上手い人というのは形も綺麗なもんである。もしかするとツアープロかも知れないな。見ていて「惚れ惚れする」打球とは、こういう打球を言うんだな、と感心した次第。いつしか私も・・・なんて夢は、全然思わない程の凄い打球である。上には上がいる、って話。

さて帰って酒飲んで寝るか。


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