明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

岐阜市の診断通知書が「癌患者を見逃すミス」って、どう言うこと?

2019-07-18 15:14:14 | ニュース
今日の「ひるおび」で、岐阜市の通知ミスで癌を見逃してしまったニュースをやっていた。間違いの元は、手書きの診断書をパソコンに入力して通知書を作成するところで発生したもののようである。診断書をそのまま送ればいいと思うのだが、水戸医療センターの井田医師(肩書はうろ覚え)は、診断書をそのまま送るのは不適切と一蹴した。この先生の頭には「事務効率」という考えは皆無のようだ。こういった問題は、何時になったら改善されるのだろうか。と言うことで、注目点をいくつか挙げてみた。

①診断兼通知書を送る(アナログ)
a.受診者が診断兼通知書に住所・氏名等を書く(本人が書かないと転記ミスが起こる)
b.検査して医師が結果を書き込む
c.出来上がった診断兼通知書を「必要な部分に限定してコピー」し、発送する(最初から発送する様式を作っておく)
d.医療機関や市は、診断兼通知書をパソコンに入力して記録する
ーーこれで通知ミスは起こらない。しかし「診断書」を再入力してデータ化する時に、ミスが起こる可能性があるので事務作業が煩雑になる。

②診断兼通知書を送る(デジタル)
a.診断を受ける人は予め登録しておく(登録データは受診時に確認する)
b.検査して医師が結果をデータ入力する(正確に入力するのは医師の責任)
c.後日、市はデータを貰って通知書を送る(データは通知書形式になっている)
ーーこれで通知ミスは起こらないし、診断書の再入力もないから手間が省ける。医療機関のデータを元にして全ての作業が完了するので、事務作業は最小限である。

③診断兼通知書をクラウド保存する
a.マイナンバーの「医療データベース」に予め日付・場所と受診する医療機関のナンバーを自分で打ち込む(白紙フォームが出来上がる)
b.検査後マイナンバーのフォームに、医師が診断結果を書き込む。これは、実際は医療機関の見るモニタには既にクラウドの画面が表示されていて、MRIのデータなどの写真は「あたかも自社のサーバーから送られている」ように画面で確認できる。最後にボタンを押せば、アプリで通知書が作成される仕組み。つまり、〇〇病院のデータベースそのものがマイナンバーのクラウド上に移管されているイメージである
c.受診者はマイナンバーを入力して、自分で診断結果を見る
ーーこれで「検査ミス以外」は事務作業のミスをすることはなく、いつどこで薬を買ったり医療行為を受けていたりしても「全てクラウド保存」されているので、自分の健康を自分で管理することに関しては、これで万全である

以上、医療機関の事務作業の軽減と受診者の便宜を両立する方法について、マイナンバーのデータ化を提案した。全ての医療機関がマイナンバーのデータベース上に診療データを保存すれば、日本中何処に行っても「必要な診療を受けることが出来る」わけである。

例えば買い物のデータベース化を考えてみると、買い物する度に「paypay」などのアプリで支払えば、日付・店舗・購入したもの・数量と金額・支払い方法をスマホで受け取ることが出来るようにしておく。此のデータをマイナンバーにアプリでエクスポートすれば、自動的に資産管理をしてくれて「税金計算と青色申告書作成」してくれるようになる、というのが夢である。そのためには「データ項目とフォームの統一」が必須であろう。政治主導でサッサと取り組んでもらいたいものだが、日本人は個人情報を他人に知られることに「意味もなく嫌悪感を感じる民族である」から、事務作業の軽減などは「ハナから無理」なんだろうな、と私は諦めている。ひるおび!のコメンテイター井田医師も、診断の専門的な部分は受診者にわざわざ知らせる必要はないと「上から目線」で回答していたのが、ちょっとムカついた。自分の身体についての診断である、隠しておく理由がそもそも「お前は知識がないから分からなくていいんだ」と言う傲慢さが鼻につく。さらに井田医師は診断をデジタル化すると「お金がかかる」と言っていたが、パソコンに再入力し二人掛かりでチェックすることがどんだけ無駄なことか、時代錯誤も甚だしいデジタル音痴だと私は思う。こういう医師が水戸医療センターという公的機関にいる事自体が、アホである(情報は不確かで間違っているかもしれない)。

私は会社にいた頃はシステム関係を中心に働いていたので、こういう無駄な事務作業を延々と繰り返している官公庁のアホ担当者を見ると、怒りを覚えるより「絶望的」になる。若い者もスマホでインスタやゲームをやる時間があったら、少しは「デジタル化」の勉強をして社会の進歩に貢献してもらいたいものだ、なんて思ったりする。このブログは、朝起きて食事をしながらテレビを見ていたら「ちょっと癇に障った」ので書いてしまった。つまらないニュースネタに無闇に噛み付いた「しょうもない記事」である。

他人をネットでディスるのは、大いに自戒しなくてはいけない。いかんいかん、反省しきりの私でした。

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