明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

ゴルフの真髄(13)バックスイングの上げ方

2019-07-16 22:17:48 | スポーツ・ゴルフ
今日久々にゴルフ練習場に行った。ここんとこ梅雨の天気のおかげで毎日雨ばっかりで出歩かなかったので、ちょっと本気モードで気合を入れていった。まず軽くW=ウェッジから始める。約80ヤードの飛距離で安定している。あれ?、何んか調子がいいぞ。そこで世紀の大発見が起きていたのだ!

1、バックスイング
今日はゴルフ場に行く前からテーマを決めており、前傾姿勢を保つことを目標にして練習しようと決めていた。それでまず今日はバックスイングの時に、頭をスエーしないことを気をつけて上げて見た。頭を固定して左肩をグッと入れると、「ひっくり返る感じ」がして非常にキツい。試しに右手を使ってスッと上げると、「あーら不思議」、いい感じにトップまで一気に上がって、一つもキツくない。捻転はどうかというと「体幹のネジレ」は感じないが、肩は十分に回っている。それより何より「ダウンスイングが上から下りて」きて、ボールにクリーンにヒットできるのがすばらしい。つまり右手が真下に下ろせるので、最短距離で「正確に」ボールを捉えることが出来る。今までダフリ・トップがしょっ中だったのだが、このバックスイングを取り入れてからは、10分の1に激減したのである。頭が動かないから、インパクトでもしっかり見てヒット出来る。これだ、このスイングが欲しかった!

有頂天になって7アイアン・4アイアンと打ち込んでみたが、インパクトの質感は変わらない。何しろトップからダウンに入っても頭や身体をそれほど動かさないので、肩の回転だけでインパクトを迎えられる。それによる効果は絶大で、インパクトをじっくり慎重に正確に当てられるので、正しい姿勢に持って行ってからヒットすることも可能である。例えて言うならば、金槌を釘に当てる場合に「金槌を持っている腕以外は微動だにしない」のだ。これは誰しもの経験することであるが、ゴルフスイングでも実現できるとは考えてもいなかった。正に瓢箪から駒である。

飛距離は少々落ちたように思うが、しっかりスイングをしたわけではないので未確認である。今日の飛距離は4アイアンで150ヤード強であるから、フルスイングでもう少し身体全体の力を入れて打てばもっと飛ぶんじゃないかと思った。しかし飛距離は今の所問題ではない。大事なのはインパクトである。インパクトの入射角であるとか、ハンドファーストの角度であるとか、色々な当て方が「余裕で変えられる」のである。これも、腕以外が「微動だにせず、力が入っていなくてコントロールが可能」な状態であることから出来ることである。大いに満足して、予定の2時間を終了した。

次回はドライバーとスプーンなどウッド系を試してみたいと思っている。アイアンと同じスイングでドライバーが打てればこれはもう、「ゴルフ道完成」と言っても間違いはない(ちょっと言い過ぎか)。もう1つ、インパクト後に頭がしっかり残ってて腕を伸ばす形は出来てきたのだが、まだハーフスイングのような中途半端なフォローなので不満である。これを原英莉花みたいな「上体が空を向く」フィニッシュが出来ないかと考えている。ちょっと70歳の老人には「やめたほうが良いんじゃないの?」的なアクロバティックなフィニッシュであるが、一度くらいやって見るのもゴルフ練習の楽しみである。これが他のスポーツであれば、やろうとしても「とても出来ない」のは明らかであるから。試しにやって見るのも面白い。やはりゴルフは「年寄りのスポーツ」だな、と思う点である。

最後に今回の練習で気がついたこと
1、インパクトまでは頭と身体は固定し
2、右腕を引いて背中に回し
3、右手を真下に下ろす意識でダウンスイングを行い
4、インパクトは右肘を内側に絞り
5、インパクトは、右手の平で押し込むようにし打ち抜く
6、打ち抜いた後は「そのまま右手を押し込み続け」てターフを取り
7、ボールを追って頭が突っ込むのを我慢し
8、頭を残して
9、上体をひっくり返して空を向くフィニッシュを決める
である。

これが今日の時点で私の頭の中にある「MYスイング」である。一晩寝て明日もう一度練習場に行った時にこのスイングが出来るかどうか。不安でもあり、また楽しみでもある。ゴルフは何があるかわからない。今日のような奇跡が起きることもあるから、楽しいのだ。皆さんも是非試して見ては如何だろうか。なお万一、スイングがぐちゃぐちゃになっても当方は関知しないので悪しからず。

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