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明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

コロナウィルスの最終対策案、「情報」をコントロールせよ!

2020-03-04 15:02:23 | ニュース
コロナウィルス蔓延の現状は、テレビも政府も「新たに〇〇人の人が感染した」と必死に情報を流している。市民は「感染すること」が大問題だ、と受け止めてしまうのだ。最初は感染者の渡航歴を追っていたメディアも、今は国内での「クラスターの発生」に目を向けている。感染経路を追っかけることで「危ない場所」を特定し、それによって「感染を防ぐ」という作戦だ。だが果たして感染源を特定して、本当に感染が防げるのだろうか?

感染しても無症状な人がいるし、症状が出ても軽くて自然治癒してしまう人もいて、一方で「感染自体を止める」ことは難しいというのが今回のコロナウィルスの特徴である。一種、インフルエンザと同じだ、とも言える。インフルエンザは確かに学級閉鎖などの対応が確立しているが、子供に特に重大な影響があるから「学級閉鎖」して対処するのだ。大人は誰かインフルエンザになったからと言って、これ程パニックになることは無い。私の会社でも、誰かインフルエンザに罹って休んだ場合、「しょうがないなあ、もう」で終わりである。「ついてないよな」が反応の全てだ。何故だろう?。それはインフルエンザが「大した事は無い」と分かっているからである。だから我々もいい加減に「感染を止める」ことは諦めようではないか。感染=大変だ、では無いのである。むしろ感染者のデータを正確に分析すれば、ウィルスとの戦い方が見えてくる筈だ。つまり、「情報のコントロール」である。

そのパニック対処法を書き出そう

1、まず感染者をステージ分けする
感染者を a. 軽症、b. 入院、c. 重症、d. 死亡、の4段階に分ける。これはデータ分析の初歩である。a. 軽症というのは、感染しているが自覚がないか、または自宅療養・経過観察などの状態で、感染者のうち8割の人がこれに該当しているという。b. の入院は、医療機関に隔離されているが病状は安定していて、順次回復退院する予定の人を指す。今一番問題にしなくてはならないのは、c. 重症と、d. 死亡の割合である。テレビや政府発表は「常に4段階表示」で発表することにして、特に重症者・死亡者のデータを正しく知らせることで情報をコントロールしなくてはならない。例えば感染者は〇〇人、そのうち軽症・入院病状安定者数は〇〇人、重症は〇〇人で死亡者数は〇〇人だ、という風に発表する。これにより、市民はコロナウィルスの「今の実態」を正しく捉えることが出来てくる。これが「データ」というものである。闇雲に感染を怖がるのではなく、感染した後に「どうなるか?」を知ることで、初めて冷静な対応が出来るのだ。

2、そのためにはPCR検査能力が大事
感染者のデータを正確に捉えるためには、検査したい人は「自由に検査を受けられる」だけの検査能力が必要である。これは言わば「科学的・物理的な検査」であるから、医療行為ではなく資格もいらなくて、「普通の人が検査しても良い」簡単な検査である。医療と分けることで医療従事者の負担を減らし、民間の力も活用して「積極的に能力を増やす」ことが出来る。

 → 詳しくは、今月3日の私のブログ「コロナウィルス対策:PCR検査能力を飛躍的に拡大する方法!」を参照。

3、重症化する人を徹底的に分析する
一般的な知見では高齢者、特に80代の人が多くコロナウィルスで死亡している。しかし更に踏み込んで行くには、年齢・性別・持病・既往症歴・生活環境・運動能力・免疫力・肺活量・その他、色々なデータが必要なのだ(ここに挙げた項目は、私の素人考えです)。中には「ストレスに弱い人」といった「精神状態」も考慮する必要があるだろう。これらを精密に調査することによって、市民一人一人が「自分の重症化するリスク」を判断出来るようにもなるのである。自分である程度判断出来れば、「感染を恐れる気持ちも、減って」くる。

コロナウィルスはインフルエンザなどと比べても「それ程極端に恐れるウィルスでは無い」と言われてもいる。今のテレビのニュースや政府の発言を見ていると、「感染したらもうアウト」みたいな感じで大騒ぎしているが、私はコロナウィルスに「感染したって、別に構わないじゃないか」と考えている。問題は「重症化」なのだ。それ以外の人は、普通の風邪か軽い肺炎を程度で治っている。極端に言えば、「インフルエンザ程度の感覚」で対処して「十分間に合う」のである。怖いのは高齢者や持病のある人であって、逆に「その人を予防隔離」することで、ウィルス被害を食い止めるほうが「よっぽど現実的」ではないか。これはインフルエンザの学級閉鎖と同じ理屈である。

 → 私の2月25日のブログ「コロナウィルス対策に奇策あり」を参照。

以上だ。

このようなパニックが起きた時、政府は「冷静に対処を」と国民に要請するが、必要なのは「データを冷静に分析する能力」である(これが政府には全く欠けている)。その冷静な分析からでしか「効果的な対応」は出てこない。首相の小中高全国一斉休校などは、個人の思いつきで国民を振り回す「最たる悪例」ではないだろうか。医学的エビデンスも現場状況も実行後の社会的影響も「何も」考えず、北海道で評判が良かったから「俺もやる!」といきなり要請したあたりで、「この人、終わったな」と国民の目にもハッキリ写ったと思う。

安倍首相も加藤厚労省も、いい加減に目を覚ませ!

問題は「感染者の発生数」ではない。重症化して死亡する人を「どうやって防ぐか」である。感染経路を追っかける事に必死になって時間を浪費するのではなく、ここでウィルス対策のターゲットを転換し、情報をコントロールしなければ、この騒動は簡単には収束させられないだろう。若い人はコロナウィルスに感染しても「全然平気」なのである。若くて元気な人は積極的に行動し、感染など恐れずに「社会活動」を続けて欲しい。コロナウィルスも怖いが、一番問題なのは「経済が死ぬ」事である。経済が停滞して倒産が増えれば、肝心の医療だって「出来なくなってしまう」では無いか。日本人全員がコロナに感染したけど、「重症者はゼロ」ですというのが目指すべきゴールである。だから我々はしっかり働いてしっかり遊び、避難している高齢者やリスク弱者の安全を確保する事で、この難局を乗り切ろうでは無いか。

提言:感染は怖く無い。一度感染すれば抗体が出来るから更に安全。但し、コロナ弱者は予め避難させること。

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