Diary

渡辺家のファミリー日記です。

Joke on the Puppy Old Time Stringband wiith Henry Sapoznik

2018年04月13日 21時52分18秒 | ブルーグラス

4/8(日)  前日に続いて北越谷「おーるどタイム」へ。楽しみにしていた Joke on the Puppy Old Time Stringband と Henry Sapoznik さんのライブを聴きに行きました。

Joke on the Puppy Old Time Stringband は バスコ&ヘジャと、アメリカで30年暮らして3年ほど前に帰国したという井上御夫妻の夫婦2組による本格的な Old Time のバンド。ホットケーキ柄のシャツで登場したバスコさんのフィドルがバンドのリズムを作ります。フィドルとバンジョーにリズム楽器が重なって、うねるようなリズムの波がとてもとても心地良かったです。 

へジャとKazumiさんの女声2人コーラスも良かった Blackest Crow が聴けたのは嬉しかったです。本当のタイトルは「As Time Draws Near」とバスコさんが話してました。帰宅してから You Tube で「As Time Draws Near」を検索したら、Tommy Jarrell がバンジョーを弾きながら歌っている音源が出てきました。なるほどね・・・・ Blackest Crow は私にとっても思い入れの深い曲。ちょうど来週、横浜のアイリッシュパブで唄う予定です。良い刺激をたっぷりいただいたので私も励みます。もう1曲、Deportee も良かったなぁ

続いては Henry Sapoznik さん。演奏だけでなく音楽の学者さんでもあるそうで、グラミー賞に4度もノミネート、若き日のボブ・カーリンをこの道に引き込んだ方だそうです。圧倒的な声量で、曲の紹介も1800年代の曲だとか、年代を紹介しながらの演奏でした。

ライブ後は音楽繋がりのお友達と北越谷駅前、花の舞で二次会。お写真は南さんからいただきました。
あんなリズムのストリングバンドがやりたいね~と皆で話しながら、皆が思うのはKさんのこと。
Agent of K のメンバーとKitchen Witches のメンバーが勢ぞろい。フィドラーさえいればここにいるメンバーでいくらでも御機嫌なストリングバンドが出来るのに・・・。高木家と井上家のようにとまではいかなくても、川口から近いところに黒川家が御夫婦そろっていてくれたら、夫婦2組でもっともっといろんなことが出来たんだろうな―と思えば思うほど残念。。。Kさんの存在は本当に大きかったです。

Joke on the Puppy Old Time Stringband のこの日のラスト曲、カーターファミリーの「Meeting In The Air」を貼ります。
Kazumiさんのギターから始まるこの曲、カッコ良かったです 

The Original Carter Family - Meeting In The Air (1940).


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2 コメント

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すばらしいライブでしたね! (石川修次)
2018-04-14 18:19:22
以前「ぜひとも『おーるどタイム』を訪問してみたい」とコメントに書いたことがありましたが、やっと念願が叶いました。それも渡辺ご夫妻ともご一緒に!このお店の常連でもある石浦さんが今回おいでになれなかった佐々木仁さんに報告がてら臨場感あふれる写真を送り、仁さんが早速ブログで紹介しました。小生はそのコメント欄にもメッセージを送りましたが、順子さんがご自身のブログにこのすばらしいライブを紹介なさったので重ねてコメントさせていただきます。「ヘンリー(=ハンク)・サポズニックのライブが『おーるどタイム』で開催されますよ!」と教えてくれたの加瀬浩正さんでした。オールドタイム・バンジョー仲間として45年前に出会った加瀬さんとは、ハンクの演奏が収録されている"Melodic Clawhammer Banjo"が発表された1977年直後から話題にしていましたから、40年もの長い間待ち焦がれていたハンクの初対面でした。このレコードには当時ニューヨークにいた若かりし頃のBob Carlin, Ken Perlman, Andy Cahanらが参加していまして当時の都会のクローハンマー・バンジョー奏者のレベルの高さと彼らの当時の音楽的関心の対象が分かります。小生はオールド・タイム・ミュージックと並行してアイリッシュ・ミュージックのレコードを聴き込んでいましたので、アイリッシュのバンドとして世界的に活躍していたボーシー・バンドのフィドラーであったケヴィン・バークのフォークウェイズ盤のソロ・アルバムにハンク・サポズニックが参加していたこともあり、特に彼に興味がありました。現在ではご自身の出自でもあるユダヤ系のクレズマー音楽の奏者として活躍されていますが、今なおアイリッシュ・ミュージックが好きで、この日も「オキャロランのコンチェルト」を演奏する予定、と話してくれました。これらの音楽のみならず、ハンクはミンストレル奏法やクラッシック奏法のバンジョープレーヤーとしても知られており、器の大きさを感じさせてくれました。演奏に入る前にさまざまなプレーヤーの話をしました。クラレンス・トム・アシュレー、ドグ・ボックス、ウェイド・ウォード、そしてチャーリー・プールなど。特にチャーリー・プールについてはお気に入りだそうで、その情報・資料を送ってくれるとのことでした。またアイルランドではチーフテンズの元フィドラーのマイケル・タブラディーをはじめ、ショーン・ライアン、ジャッキー・ディリー、メアリー・マクナマラなどにお会いする機会がありましたよと話したところ、日本のオールドタイム愛好者も裾野が広いですね、と驚いていました(順子さんのティン・ホィッスルを聴いてもらいたかったですね!)。さて、関西からおいでになったJOPのメンバーとも久々の再会でした。今は素敵な顎鬚ですが、高校生時代のBosco高木光介さんは本当に「紅顔の美少年」でした。フィドルのみならずバンジョー、ダルシマーでも一流の腕前です。当時大阪にいらっしゃった井上健さん宅を訪問したのは37・8年前のこと。本当に懐かしい再会を果たしました。奥様方とも久しぶりにゆっくりお話しできました。この日、小生は高校時代の恩師の「卒寿の祝い」の会に出席するため、中座せざるを得なく、後半を聞き逃したのは残念でなりません。その分、順子さんの報告記で後半の熱のこもった演奏の様子を想像してみました。渡辺さんご夫妻に挨拶もせずに失礼して待ったことお詫びいたします(「おーるどタイム」のオーナーご夫妻ともゆっくりお話しできず心残りでした)。すばらしいライブ終了後も楽しい二次会の様子を知らせていただきました。これはまだ公言はしていないのですが、ご要望が多かったので今年12月15日(土)の明治大学リバティアカデミーでのレクチャー&コンサートは「バンジョーの響き」を予定しています。原さとしさん・青木研さんとともに、今回は加瀬浩正さんにもご登場いただきます。初めて小生がL&Cに出演したのは2005年のことで、この時は加瀬さんとご一緒しましたが、加瀬さんの相棒としてフィドル演奏をしてくださったのがKさんでした。今回のハンク・サポズニックとJOPのライブをKさんも喜んで聴いてくださったことでしょう。【追伸…前日に開催された北村謙さんと細井宏素さんのライブについては触れられませんでした。謙さん、細井さん、ごめんなさい。】
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本当に素晴らしいライブでした。 (junko@お針部屋)
2018-04-15 01:17:12
石川先生、今晩は。1週間が経ちましたが、まだリズムの波に揺れているようです。本当に素晴らしいライブでした。途中退席は残念でしたが、お世話になった先生のお祝いとのこと、しかたなかったですね・・・。Henry Sapoznikさんのソロ演奏の後、最後にHenry と JOPが一緒に演奏しました。私は知らない曲でしたが、チャーリー・プールの曲と、Kazumiさんが1曲、クロッグダンスを披露してくださいました。
12/15のリバティアカデミーは楽しみですね!前回の石川先生、原さとしさん、青木研さんのレクチャー&コンサート、素晴らしい奏者が3人もそろい踏みで贅沢な時間を楽しみましたが、さらに加瀬さんも登場だなんて!!申し込みは後期になってからでしょうか。。。聞き逃さないようチェックします。
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