和翠塾ブログ

目黒都立大にある書道教室「和翠塾」のブログです。

伊藤若冲

2015-03-17 23:26:13 | 日記
伊藤若冲特集している雑誌を購入しました。


現代の図鑑でもここまで描ける画家はいません。

観察力と洞察力、そしてもちろん画力。

若冲の絵には、命が吹き込まれています。

『今にも動き出しそう』
とはよく言われる表現ですが、そんなレベルじゃありません。

動いていますから!

決して写実主義ではない写実。

若冲の絵にはそんな感じがするのです。

『若大将』シリーズ

2015-03-17 23:06:39 | 日記
子供の頃は、ゴジラ映画用併映作品の若大将シリーズは邪魔でした(笑)

加山雄三の魅力なんて、小学低学年の私にはまったくわかりませんでした。

大人になってからあらためて見直してみると、懐かしい東京の街並みの映像とともに、子供の頃の記憶がよみがえってきて、見ていてとても楽しいシリーズなのです。

WOWOWで若大将シリーズ全作品を放送しています。

『何回目だ?若大将!』
と言われるぐらい見てきたかもしれません。

私シリーズ好きなのかもしれません!

コンバット
ミステリーゾーン
宇宙家族ロビンソン
ローハイド
ウルトラシリーズ
007シリーズ
寅さんシリーズ
釣りバカシリーズ
金田一シリーズ
植木等のサラリーマンシリーズ
森繁の社長シリーズ
おひかえあそばせ以降の
石立鉄男シリーズ

設定にはまりやすいんでしょうか?

最近では
古畑任三郎
Xファイル
トリック
スペック
相棒

きりがありません、、、、






ご近所情報

2015-03-17 13:10:47 | 日記
『ぽーじょ』と言う焼き鳥屋さんがあって、テレビ番組で取り上げられたり芸能人がよく通っていたりして結構繁盛していたのですが、ごたごたがあったらしく最近は開いていませんでした。

庶民的な雰囲気と値段の割には美味しい店だったのに残念です。


その店に、今日こんな張り紙が貼ってありました。



どうもお好み焼き&鉄板焼き屋さんになるようです。

少し期待しちゃおうかな~



駅降りて左斜め前に古くて大きなビルがあるのですが、とうとう建て替えるようです。
少しだけ残っていたテナントに、来年一月退去のお知らせが届いたとのことです。
周りの建物も取り壊して、巨大なマンションを造るとの話しです。

この春五周年を迎えたこのおみせも行き先を探す事になりました。


手作りアクセサリーを作ってくれるお店です。
以前指輪を作ってもらったことがあります。
今は重くなりすぎてつけていませんが(笑)

コナカ跡地も工事始まったみたいですが、何ができるのかはまだわかりません。

何ができるのかとても楽しみですね。




書道においてとても大切なこと

2015-03-17 07:52:47 | 日記
書技として筆使いも大切なのですが、同じぐらい大切なことは呼吸です。

縦画は呼吸を止めてひかなければ、まっすぐな線が書けない事はご存知の通りだと思います。

半紙六文字か四文字ぐらいのおおきさの楷書なら、一文字書く間は呼吸はとめたままです。
これは楷書においても『空間の筆意』が形成されることであって、その源はおへその奥にある『丹田』だと私は考えています。

『丹田』に魂があるのです。

その丹田から筆先にまで糸をつなげた状態で書けば、魂をを筆を使って紙に記すことができます。

『仏作って魂入れず』は書にも言えるのです。
私は魂は生命力であり、頭で考えたことや感じたことを表す時に、必要な土台と考えています。

生きている人間が書をする以上、そこには魂を込めなければ、ロボットの書いた書と同じ物になってしまいますからね。


半紙に行書や草書を書く場合なら、呼吸を止めて一気にいくべきでしょう。

それは半切作のどの大きな作品を でも同じだと考えます。

息が苦しくなるのと渇筆になっていくのとが同調すれば、生命力ある作品になるのです。

最後まで墨が潤ったままのかな作品は、かるたや江戸時代のポートレート写真です。
喜怒哀楽を表現してこそ、現代人の心に響く表現になるのではないでしょうか。
ただしそこには、品格が必要です。
どうも最近は、その品格を無視した作品が目立つように感じます。
残念です。

揮毫するところをそばでみる機会があれば、見るだけでなく、書家の呼吸を耳と筆使いに感じてください。

最近のパフォーマンスでは、音楽流しながら大きな作品を書くこともよくあるようですが、あれではそばにいても、呼吸と筆使いの同調は学べませんね。
パフォーマンスとはいえ、残念なところです。

呼吸意識して書いてみましょうね。