ワニなつノート

新一年生の教室の世界(M-②)


新一年生の教室の世界(M-②)


《「新世界」は誰にとっても「はじめて」のあふれる場所》



新一年生の教室の世界は、誰にとっても初めての場所。
初めて出会う仲間、初めての先生、
初めての教科書、初めての授業という生活…。

「初めて」があふれている。

「初めて」に、緊張しない人はどれくらいいるだろう?
「初めて」が、苦手でない人はどれくらいいるだろう?

「初めて」から、「なじむ」までの時間はそれぞれにちがう。
「なじみの人や場所」、「安心できる人や場所」に
変わっていくまでの途中経過は人によって違う。

安心できる人に出会うまで、
安心できるとわかるまで、
「初めての緊張」はなくならない。


初めての先生が「安心できる人」でないとき、
いつまでも落ち着かないのは、
「障害」とは呼ばない。
子どもの自然な姿だ。
人の自然な心の流れだ。


初めての場所が「安心できる場所」でないとき、
いつまでも落ち着かないのは、
「障害」のせいではない。
子どもの自然な姿だ。
人の自然の心の反応だ。


どうしてこんな子がここにいるのか、
この子がここにいるのは間違いだと思う人が、
相手であれば、いつまでもなじまないのは自然の流れだ。

それをみて、「やっぱりむり」だというのはいかさまだ。
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