ワニなつノート

京ちゃんに会いに行ってきました(その1)

京ちゃんに会いに行ってきました(その1)


9日、京ちゃんの就学を応援する学習会に参加しました。
140人近いたくさんの人と、優しい思いがあふれるとってもいい集いでした。
テレビ局の取材もあって、地元の夕方のニュースで放送されたようです。

昼前、名古屋駅についてまもなくミーナちゃんとお父さんに会いました。
そこから、ミーナちゃんと一緒に地下鉄を乗り継いで会場へ。

駅員さんの案内であちこちのエレベーターを乗り継いでいるうち、昔、康司と二人で旅行したころのことを思い出しました。あのころは、駅員の案内どころか、階段にぶつかるたびに、周りの人に声をかけて人数が集まるのを待たなければなりませんでした。

いまは、呼吸器をつけたミーナちゃんが、お父さんと二人で東京から名古屋まで、普通に出かけられます。地下鉄のどの駅にも、ホームから電車にかける板が置いてあり、乗り換え先のホームで駅員さんが待っていてくれます。
ミーナちゃんと一緒に電車に乗り、街を歩いているあいだ、ごく普通の感覚でいられることが、とても心地よかったです。

ミーナちゃんとお父さんの姿を見ながら、私は娘が小さいころのことを思い出してもいました。うちの娘は、呼吸器じゃなかったし、車いすでもありませんでした。
でも、父親と娘、二人でお出かけ。二人で新幹線。
目の前にいる親子の姿は、16年前の私たち親子の一緒にいられる幸せな姿そのものでした。
障害があること、呼吸器をつけていること、そうしたことは、普通の親子であることや、普通の子どもであることを、なしにするものではないと、改めて思います。

そして、その親子の関係こそが、普通学級への道にまっすぐにつながるものであり、学習会での京ちゃんとご両親の姿に、そっくり同じ思いを感じました。

(この項つづく)


ミーナちゃんのブログはこちら↓
http://sweetpop-mina.cocolog-nifty.com/blog/
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