ワニなつノート

守る? 何から? (その6)

守る? 何から? (その6)

《なっち退院(^^)vと事故現場検証》



11月16日のブログで、入院のお知らせをしたなっち、先日無事退院しましたnikukiu
足も切断されずにすみました。
なっち細胞の回復力は脅威的で、欠損部分の移植等もしないですんだようです。
サイボーグのように刺さっていた金具やボルトもとれて、いまは普通のギブスで過ごしています。
車椅子の操作も完璧で、もともと車椅子に乗っていた子かと勘違いします。

とにかく、生きてて、よかったです。
話しかけると、振り向いてくれて、
笑ってくれて、いつものなっちのおしゃべりが聞けて、
生きててくれて、ほんとによかったです。

2カ月余り、24時間付き添いをしてきたお母さんが、「なっちとくっついているのはもう無理」「限界」っていう、いつもの愚痴を聞けて、
なっちが、生きててくれて、本当によかったです。

なっちが、ちょっと「落ち着きがない」子で、静かな小児病棟には、ちょっと向かない子で、入院中は医師や看護師ともさんざんもめたけれど、なっちが元気になって、生きててくれてよかったです。

病院も、学校と同じで、子どもはちゃんと大人のいうことを聞くものと勘違いしています。
障害のある子の面倒は、24時間親がつきっきりで見るのが当たり前と、本気で思っている大人がたくさんいます。ばかです。想像力のかけらもない非常識な大人がたくさんいます。

障害児が苦労するのは、自分の「障害」ではなく、大人の無知と無理解です。
その法則は、病院でも学校とまったく同じでした。

なっちはよくがんばったと思います。
足を動かすな。じっとしてろ。静かにしてろと言われ。
ちゃんとできないなら出ていけと言われ、おとなしくする薬を飲ませて、ベッドに両手両足縛りるつけると脅され。

他の子が、入院でいつもの10倍がんばってがまんするところを、なっちはいつもの1万倍くらいがまんしてがんばっていました。
でも、それでも他の子のちょっと10倍くらい落ち着きがないだけなのに。

退院するときには、後ろ頭の髪が丸く抜けていました。

事故よりも、障害よりも、入院よりも、大人げない医者と看護師に苦労したけれど、
でも、なっちが生きててくれてよかった。

学校でも、病院でも、ホームでも、自分の人生を自分で引き受けて生きていくのは子どもなのだから、子どもが安心して納得して生きること以上に大切なことなんか、ないのだと思います。

…で、なっちがもうあんな事故に合わないように、昨日、ワニなつ的現場検証に行ってきました。

(つづく)

コメント一覧

なっちママ
車椅子で登校。初めての親の付き添い。
校外学習も、めちゃくちゃ大変だったけど、楽しめた。なっちのじゃまにならないためにも強行突破で1週間で付き添いを終わらせてみた。
学校はずっと付くと思ってたみたいだけど・・

さぁ~どうなるかな~
なっちママ
皆さま、ただいま☆
入院中の生活は、牢獄のようで大変でしたが、みなさんから力をもらいました。
仲間が居てくれて本当によかった。
病気もケガも一人じゃ治せない。。。
心の栄養ありがとう!
Dーhaha
親子でインフルエンザに罹ってしまい、子は一足先に復活し
母はまだ闇をさまよっています(泣)

なっちは今日、校外学習の日でしたよね~無事に参加して楽
しんでこれてるといいなぁ♪
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