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英語、日本のドラマ、日々のあれこれについて熱く語ってます。

ドラマ「ドク」を見終えました

2007-06-30 13:06:49 | Review
「ドク」を見終わりました。
やたらタイミングよくドクが現れたり、無理矢理まとめに持って行った感じもあったけど、最終回は泣きまくってしまいました

今まで香取慎吾くんのこと、特にいいとは思ったことがなかったけど、このドクはかっこよかった。ベトナム人役だなんて難しいのに、演技もうまくてビックリしちゃった。たどたどしい日本語で多くを語らなくてクールだけど、雪を見つめるやさしい目はホットなんだよね。
椎名桔平は夢を捨てなくちゃいけない男のさみしさ、、みたいなのが出ていて、さすがと思いました。ぶっきらぼうで一見嫌な男になりそうなのに、ちゃんと気の良い感じが出ていて。
安田成美も泣いてばかりで、、、弱々しくて、「しっかりしてよ」とテレビを見ながら言いそうになったけど、まぁ雪という役には合っていたかも。
行きつけの店の大阪弁の店員、、、どこかで見た、、、と思ったら、グレートチキンパワーズの人だった。なつかしー。気になってウィキペディアで調べたら、今はグレチキ(なつかし。)を解散し、脚本家とか作家をしているんだって。軽そうな人だったのに、なんだか意外!←どうでもいい情報。

<以下、ネタバレ注意>
雪とドクの関係が丁寧に描かれていたので、二人がどうしてひかれあったのか、とても自然で納得できました。
日本語教師という職に燃え、夢に向かって張り切りすぎてちょっと空回り、、な雪だけど、ドクにとっては、そんな雪のお節介が異国の寂しい生活で、より心にしみたんだよね。
そして雪も、ドクは日本にはいないタイプで、彼女に夢を見てそれを叶えることのすばらしさを教えてくれた人。
「恋愛」とかそんな下世話な物ではなくて、それを越えた人間としての愛みたいな気持ちをお互い感じていたんだと思う。
「気持ちを言葉に表すのは難しい」というドクの科白があったけれど、まさに二人の関係は言葉に表せない物だったんだと思います。

以前、ドクと同じように「夢はあきらめなければきっと叶う」と言った人がいました。その人は私にとっても夢を見ることの大切さを教えてくれた人。一時は「会わない方が良かったのかな」とも思ったけれど、雪とドクのように、会えて良かったんだよね。ドラマを見ながらその人のことを思い出しました。

ドクは日本で大学に行く夢を急遽、中断することになってしまったけど、あきらめずにずっと努力すれば、いつか回り道してもきっと叶う日が来る。あきらめたらそれで終わり。
年を重ねると、自分の思い通りにならないことばかりで、現実の忙しさに追われ、「夢」なんて見てる暇さえなくて。もっと若かった頃の「夢」なんて気恥ずかしく感じるけど、また改めて、自分の夢に向かって頑張ろう!と思えるすてきなドラマでした。

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