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Everyday is a Special Day.

英語、日本のドラマ、日々のあれこれについて熱く語ってます。

ドラマ「未成年」

2015-04-03 23:51:18 | Review
「デート」終わっちゃいましたね。
どうなるか予想付かない展開で、最後まで楽しめました。
お互いを想い合っていたからこそ、他の人を好きになろうとしたんですね。
二人の気持ちに泣かされた。

リンゴをかじる二人のシーンは、「アダムとイブ」を象徴してるんだな、と分析しました。
禁断の果実(恋)を食べてしまい、ただ平和な日々が、不幸も幸せもないまぜになった世界に変わってしまう。
果たしてそれは、人類にとって不幸なのか?
まさに「恋」の醍醐味ですね。
ひとを好きになるって、楽しくて幸せなことばかりじゃない。同時にそれ以上の不安や辛さ、も引き受けること。たまに訪れる最高の幸福感と、それ以上に訪れる面倒な気持ちや出来事。
でも、ひとは恋をしてしまう。

ネットで検索すると、最終回に隠されたいろんなメタファーが分析されてます。
リンゴを渡したバスの中のおばさまは、アダムとイブにおける蛇。
蛇といえば、二人の結納の日にも依子の伯父さんのペットの蛇が出てきましたよね。
よく考えられてる。。。
最後の桜を二人で見るシーンもある物へのオマージュじゃないかと、書かれてました。なるほど。
他にもいろいろあったので、興味ある方は検索してみてください。
脚本家の古沢良太さんはやっぱりすごい。
古沢さん脚本にハズレなし。


最近は、20年前の野島伸司さん脚本ドラマ「未成年」の再放送を夢中になって見ていました。
本放送時は、プライベートが忙しく途中までしか見ませんでした。
で、何年か前に再放送で見て、感動して。
「高校教師」から続く再放送を録画予約ばっちりで楽しみにしてました。
が、録画ハードディスクが壊れて、録画した「高校教師」は見られず。。。無念。
「未成年」も一回だけ見られたなったのですが、ハードディスク買い替えて、最後までしっかりみました。

今日が最終回だったんだけど、やっぱり野島伸司さんはすごい。
このドラマは名作だと思う。
過激なシーンがたくさんあって、現代では「これ放送していいのか?」みたいな。
当時、そういう部分に気が取られた人から批判も多くあったと思うんだけど、本当に言いたいのはそんな部分じゃない。
ドラマのテーマ、「言いたいこと」がしっかり伝わってくる脚本でした。
気恥ずかしくなるほど、真っ直ぐなメッセージ性、確かにありえないようなご都合主義な展開もあるんだけど、そんなの気にならないくらい、胸に響いてくるドラマが訴えたい内容。
「胸が打たれる」という、感動を表す言葉があるけれど、まさにその通りの気持ちになりました。

主人公、いしだ壱成さんの演技が圧倒的でした。
その後の事件で俳優生命が、途中絶たれてしまったのが、本当にもったいない。
彼が演じた主人公、ヒロだから、より胸が打たれたんだと思う。

10話で、デクが学校から一人出て行く時に、止めようと飛び出す博人の叫ぶ姿が、彼の辛さや悲しさ、どうにもできないやるせなさを表していて、涙が止まらなかった。
有名な最終回の学校屋上でのシーン。
博人の一人芝居がとても良い。胸が打たれます。
このシーンが下手くそだと一気にドラマのリアリティが失われてしまうのに、彼の演技で忘れられない名シーンになったと思う。

結末はすっかり忘れていたけど、一応?ハッピーエンド?だったのですね。
最後に出てくるシャッターを切った女性は、萌香だよね?
このシーン、彼女が実は生きていたんじゃないか、という説もあるようです。
同じ野島ドラマの「高校教師」も視聴者の判断に任せるような終わり方で、「未成年」も少しそんな雰囲気の終わり方。

私は、これは萌香が死んだ後も、博人を見守っているよ、ってことなんだと思う。
肉体はなくなっても、心はいつも博人のそばにある。
「わたしがずっと守ってあげる」って言っていたものね。
だから、萌香が死んでしまったとしても、全くのバッドエンドではないのかな、と。

最近は、ここまでひとの心を動かすドラマがないような気がします。
ドラマのせいで価値観や人生観が変わるような。
昔はそんなドラマがもっとあったように思うけど。
ひとの心を動かすには、残酷なシーンも見なくてはいけないのかもしれない。
博人も確かそんなセリフがあったよね。
「辛いから見て見ぬふりか。ちゃんと目を開けて見て、自分で考えろ」みたいな。

子供には残酷なシーンを見せたくはないけれど、それが現実なのかもしれない。
だから、目を開けてしっかり見て、自分で考えることが大切なのかもしれない。
そんなことも考えさせられました。

しかし、今見ると、すごいキャスト。
反町隆史に香取慎吾、谷原章介、河相我聞、浜崎あゆみ…
あと、カーペンターズの曲がすごくこのドラマの世界観に合っていて、見つけ出した人、素晴らしいな、と。
オープニングテーマは「Top of the World」、エンディングは「青春の影」なのだけど、最終回だけ「イエスタデイ・ワンス・モア」なんです。
過去を思い返し、今後に余韻を残す感じの曲もぴったりで、すごい!


4月から始まる野島伸司さん監修ドラマ「アルジャーノンに花束を」も楽しみです。

「だから荒野」

2015-03-16 19:08:16 | Review
ドラマ「だから荒野」を今頃見ました。
すごく良かったです。

平凡な子持ちの専業主婦が、家出して自分を見つけ出していくロードムービー風物語。
ロードムービーってエピソードが切れ切れなことが多くて、あまり好みではないのですが、これは、途中出会った人と、また長崎で物語が展開していくので、見応えがありました。
毎回、どうなるか気になって、最終回はほっとしました。

深刻で重い内容を含みながらも、暗くなりすぎずにさらっと進んでいくのが良かった。
俳優さんたちがみんな上手くて、それもこのドラマの魅力でした。
特に品川徹さん演じる山岡先生。
苦しみを抱えながら、人間としての威厳を持った先生役が素晴らしかった。
悲しい過去を語る時の表情や演技は、俳優さん一筋の方ならでは。
そして、高橋一生さん。
この方の話し方はすごく特徴があって、個性的なのですが、それがそのまま俳優としての持ち味になっていて、すごく良かったです。

エンドロール見ていたら、濱田龍臣くんとあって。
あの可愛かった子役の子がどこに出てたの?と思うくらい大きくなっていてビックリ。

民放ドラマにはない考えさせられるドラマでした。
その後の朋美、息子くんや亀田さんがどうなったのか、知りたいなぁ。


ドラマ「あまちゃん」終わって「ごちそうさん」

2013-10-07 22:40:42 | Review
久しぶりの投稿です。誰も見てないかも知れないけど、ドラマの感想をつぶやきたくて。

朝ドラ「ごちそうさん」見ています。

「あまちゃん」終わっちゃいましたね。
毎朝、上の子と二人で楽しく見ていました。
キョンキョンがCMに出ていると「ママ、春子さんだよ!」と教えてくれます。
昨日は太巻さんを教えてくれました。
今更ですが、最初から最後まで一話残さず見ての感想。

クドカンドラマは大好きで、「ぼくの魔法使い」の頃からのファンです。
「あまちゃん」始まった頃は、キャラクター一人一人の個性が際だっていて、小ネタも楽しく見てました。
でも、東京に行ってからは、アキちゃんの方向性が見えない感じ。その他のキャラクターの行動もなんかブレていて、芯がしっかりしていない感じがしました。
種市先輩も高校の先輩だった頃は硬派で、格好良かったんだけど…
東京に行ってからは、どうしてユイちゃんからアキちゃんを好きになったのか、理由があまり分からず。
お寿司職人になるのが夢だと言ってたのに、大将に無断で故郷に帰っちゃって。。。
熱く語ったあの夢はなんだったのか。
アキも結局、海女、潜水士、アイドル、と次々方向が変わり、どれも中途半端で終わってしまい、ちょっと残念だったなぁ。

あと、ユイちゃん。
最後まで好きになれなかった。
綺麗な子だとは思うけど、滑舌が悪いし、演技も時々??に思ってしまって。

クドカンドラマはエンタテイメント性は高くて、楽しめるんだけど、キャラクターやエピソードを深く掘り下げず茶化して終わってしまったり。そこが少し薄っぺらく感じました。

とはいえ、15分間を短く感じる小ネタの連続は楽しかったです。
一番、うまくまとまったな、と思うのは、春子さんかな。
結局本当の主役は、春子さんだった気がします。
彼女の夢から始まり、それが最後に昇華した。そこは良かったな、って。

俳優陣は魅力的な方が揃っていて、さすがクドカン!でした。
特に薬師丸ひろ子さん演じる鈴鹿ひろ美。
ちょっととぼけていて、めんどくさいけど、かわいらしくて。
他の女優さんじゃあのなんともいえないかわいさは出せなかったと思う。
ひろ子ちゃんの角川映画を見に行った世代の私は、感慨無量?でした。
素敵な女優さんになったなぁ。

あと、尾見としのりさん演じるパパも好きだったなぁ。
とぼけていて、やっぱりキュート。
だいきっつぁんも良い味出してたし。喫茶アイドルのマスターも好き。
キャラクターの濃い味がクドカン脚本らしく本当に楽しかったです。


新しく始まった「ごちそうさん」も見てます。
初回は「ちょっと地味?」って思ったんだけど、1周目見て、ほろりと来ました。
脚本は「仁」や「世界の中心で愛をさけぶ(ドラマ版)」の森下佳子さんだから期待していました。
彼女の脚本は、あたたかくて、心にじんとしみます。
ドラマ版「世界の中心で…」は大好きなドラマ。
原作も読んだし、映画も見たけど、ちーーーっとも泣けなくて、「無理矢理でっちあげたお涙ちょうだい物語」とむしろしらけた気持ちになった。
でも、ドラマ版は、小さなエピソードを少しずつ積み重ねていて、二人が引かれ合った理由とか、両親の気持ちとか…すごくすごく伝わってきて。
これは脚本の力だなぁと、(偉そうに)思って、誰なのか確認したら森下さんでした。
それからはいつも気になる脚本家さんでした。

「ごちそうさん」は毎週「ごちそうさま」の一言がどこかに入っていて、それが意味を持つのだそうです。
一周目も病気のおばあちゃんにイチゴを届けるため奔走しため以子におばあちゃんが言っていましたね。
そして「ご馳走様」の意味も。
タイトルの意味、ドラマのテーマに繋がる部分を最初の週に持ってくるなんて、しゃれた構成だなぁ、と思いました。
め以子はイチゴジャムを一人で食べちゃったり、とにかく意地汚くて、ネットではバッシングも起きていたようですが、それは、最後に「ご馳走様」の意味を知るために必要なエピソードだったのだと思います。
やっぱり、ドラマは最後まで見ないと、本当の意味での評価は下せないのかもしれない。
「あまちゃん」とは全然違う雰囲気ですが、ゆずのテーマ曲も良い曲だし、丁寧に作られているのが感じられたので、これからも見続けます。
上の息子も気に入ったようで、一緒に見ています。

ドラマ「あまちゃん」残り一ヶ月

2013-08-31 12:25:20 | Review
今期は好きなドラマが多いです。
見ているのは、朝ドラ「あまちゃん」、「woman」「Oh My dad」「半沢直樹」。


「あまちゃん」

ついに残り一ヶ月。そして、来週は震災後の話になりますね。
ユイちゃんがいなくなってしまうかのごとくな終わり方でしたが…
私の予想は、多分、ほとんどのメンバーが無事だと思います。
クドカンドラマ好きで、テレビ放送された物は多分、ほぼ全部見ています。
でも、誰かが死ぬシーンってほとんど出てこなかったような。
まぁ、クドカンの書くドラマはコメディだからっていうのもあるけれど。
悲しい場面、つらい場面はあるものの、後を引くようなキツイ物はなくて、最後はみんな立ち直って、「がんばっていこう」みたいないつも前向きな終わり方だったと思います。
終わった後の後味がさわやかで、考えさせられる部分もあるけど、あっけらかんと明るい。
実際は、あれだけのメンバーがいて、一人残らず無事だなんて、嘘くさいのかもしれないけど、クドカンは敢えてそうするような?
ユイちゃんも行方不明にはなるけど、最後はひょこっとアキの前に帰ってくるんじゃないかなぁ。
夏ばっぱももしや…と考えたけど、このドラマでは最重要人物。
いなくなってしまったら、アキが立ち直るのもかなりキツイし、ドラマ的にも悲しい物がずっしりと残ってしまう。感動はするかもしれないけど、後味の悪い終わり方になりかねないですよね。

ただひとり、勉さんだけが心配。
今までにも、ミズタクが北三陸を去る場面とか、まるでいつかいなくなっちゃうようなセリフが多くて。
今日もユイちゃんに向かって「元気でな」とか言ってましたよね?
死亡フラグがいっぱい立ってた気がするので…
ああ、それも悲しいけど。

今日はアキと春子の夢?についてのエピソードが一段落という展開でした。
このドラマの本当の主役は春子なのかもしれない。
セリフにあったけど、「アイドルに憧れて、上京して、」それでなれなかったことを後悔していた。
鈴鹿ひろみの影武者として歌って。
アイドルを諦めて、パパと結婚し、アキが生まれて、でも、何か足りなくて満たされず、誰かの影に隠れる人生。

でも、アキと一緒に故郷に戻って、そこからアキが海女になり、アイドルを目指し…
そして、今はアキは本当のアイドルになった。
春子が、アイドルを諦めて普通に結婚してアキが生まれたから、別な意味で夢が叶った。
もし、アイドルとして成功していても、鈴鹿ひろみのように子どもがいなくて、女優としての人生を生きて、今とは別の人生。
どちらもそれぞれ、幸せなのかもしれないけど、どちらを選んでも、得ることができない部分があって。
人間はひとつの人生しか選べない。すべて得ることなんて不可能。

どんな人生も、一生懸命生きてれば、一見無意味に思えても、実は意味があるんだよ、って言ってもらえた気がしました。
春子、良かったね。


私的には、東京編は普通に面白いけど、北三陸編みたいに、ドラマに対する愛おしい気持ち?みたいなのがなくなって、物足りなく感じていました。
アキがアイドルを目指すのも場当たり的で、いまいち意味が感じられず。
でも、すべては春子の物語だったのかな、と思って、納得しました。
今週は本当に面白かった。

他のドラマの感想も書こうと思ったのに、時間がなくなりました。
また後で。。。
「オーマイダッド」は不評みたいだけど、私は結構すきで、それについて書こうかな、と思ったのだけど。

ドラマ「woman」第6回

2013-08-08 12:49:46 | Review
「woman」すごく見応えがあるドラマです。
内容は深刻で暗いけど、タイトルの通り、女性として母親として毎回考えさせられます。
俳優陣が素晴らしい。
みんな演技が上手くて、安心してドラマの世界に浸れます
演出とかすごく丁寧で手抜きがない。
視聴率も上がってきてるようで、本当に良い物は、出演者が地味でも評価されるんだなって嬉しくなります。

栞役の二階堂ふみさんは迫力ある演技で存在感がすごい。
今後女優としてますます活躍しそう。
来年公開の映画「私の男」でも主演だそうで。
原作を読んだのですが、難しい役だと思うんです。
若いけど、何かを諦めてるような、…ウーン説明できないけど。
でも彼女ならピッタリだと思い出しました。

ドラマの話に戻るけど、信さんの過去が明らかになってくるみたいで、ちょっと新展開?
小春とのぞみちゃん、陸くんのシーン好きなので、幸せになってほしいな

夏ドラマ感想

2013-08-01 23:26:58 | Review
夏ドラマはいろいろと見ています。
どれも結構おもしろくて、私的に豊作です。

「woman」
坂元裕二さんの脚本って、かなり前に何か見て、それから苦手意識を持ってしまって、ずっと見ていませんでした。
でも「Mother」がすごく評判良かったんですよね。
で、なんとなく番宣にひかれて見てみたら。。。
映画のようなリアルな世界観。
独特の雰囲気を持っていますね。
セリフの感じとか、舞台設定とか、、私が子どもの頃に好きでよく見ていた、山田太一さんとか、昭和の社会派ドラマの香りを感じました。
すごくまっすぐに考えさせる系ドラマで、社会派。
最近、こういうジャンルは少なくなったので、貴重だと思う。
考えさせられる系が好きな私は、ハマってしまいました。

満島ひかりさんの自然な演技がすばらしい。
ああいうお母さん、いそうですよね。
子どもとのやりとりがすごく自然。仰々しくなくて、ドラマ、ドラマしていない感じ。
他の役者さんたちの演技もすごい。
田中裕子さんはもちろん、二階堂ふみさん。宮崎あおいちゃんかと思ったけど、あの少し狂気を孕んだ感じ?壊れそうな雰囲気が、すごくすごくうまいなぁ、と。
小春の子どもたちを演じてる子役ちゃんも上手。
のぞみちゃんが、子どもらしくない、って批判をネットで見つけたけど、あの状況下だからこその設定だと思う。それこそが、ドラマの世界に説得力を持たせてると思う。
悲しくて、目を背けたくなることもあるけど、小春の子どもを思う気持ちには胸を打たれます。私も頑張って行こう、って思わされます。
きっとハッピーエンド、良い方向に行くと信じて見続けます。


「Oh My Dad」
あまり視聴率は良くないみたいだけど。
私は、womanよりこちらでいつも泣かされます。womanは良いドラマだけど、泣くって感じではなくて。
「Oh My Dad」の方が、シンプルで分かりやすく、womanと違ってリアルではなくドラマ!って感じですが、そこが安心して楽しめるというか。
織田裕二はやっぱりうまい。コメディの方が彼はいいんじゃないかなぁ。
夢を追いかけるダメ男、でも憎めない、という役が上手。
こちらの子役ちゃんもうまい。うちの長男と同じくらいの年かな。
なんか他人とは思えず。
今日は、光太くんが、児童相談所に連れていかれそうになる、という展開でした。
そう、今までは、公園で夜明かししたり、ファミレスに入り浸ったり、倉庫で寝泊まり。。。そういう環境、子どもにとってどうなの??って思ってたんだけど、そういう視聴者のモヤモヤをうまく解決してたというか。
児童相談所に行きそうになるけど、元一がそれを引き留めて、彼の気持ちを話すことで、一緒に暮らさなくちゃいけない理由を説明して。
最初から、元カノの家に居候するのかな?という展開は読めたのですが、すぐ転がりこむんじゃなく、ここで、見るに見かねた彼女が。。。ってことで、安易に同居になるのとは違い、説得力があり。
派手な展開はないけど、小さなエピソードの積み重ねがすごく丁寧だなぁと感じます。
だからこそ、安心して見られる。
私は好きなドラマ。


「斉藤さん2」
「斉藤さん」の前作を見たのですが、前作の真野さん役のミムラさんがすっごくうまくて、可愛らしかったので、今作の桐谷さんが……
桐谷さんも見かけはじゅうぶん、可愛くておきれいなんだけど、小学生の母親役には若すぎるし…演技もなんか空回りなかんじで、イマイチ。
頑張ってるんだろうけど、それが逆効果なかんじで、見ていてお話に入り込めない。
リタイアしちゃうかも。


「半沢直樹」
視聴率も良いようですが、ホント、面白いです。
分かりやすい勧善懲悪もの。
銀行とか、金融の話は、難しくて分かりにくいのですが、そこを分かりやすく説明してくれて、とても見やすい。
そして何より、主役の堺雅人さんはうまいです。
彼にしかあの役はできない。
というか、彼が役を自分の物にしているというのか。
汚いののしり言葉も、彼がいうと、どこか清潔感があって、きっぱりとした感じで。
どこか、正義とか、清潔、潔白、みたいな言葉が似合う役者さんですよね。

堺さんといえば、初めて見たのは「嫉妬の香り」という10年以上前のドラマでした。
すごく変なドラマで、、、堺さんはなよなよした男性役で。
当時、職場の友達と、堺さんのこと、その役名「てつじ」で呼んで、「てつじ、気持ち悪いよねー」などと物まねしたり、ランチの笑いのネタにしてました。
それが今では…
すみません、堺雅人さん(笑)


他にも見てるんだけど、時間がなくなったので、また次回。

春ドラマ感想

2013-06-30 14:18:19 | Review
春ドラマが終わりましたね。
今期はいろいろ見ていて、どれも面白かった。

「空飛ぶ広報室」
1クール通して楽しく見られました。
主人公二人が自然で、さわやかなストーリー。
普段知ることができない航空自衛隊のお話、というのも良かった。

そして、最近人気の綾野剛さん。
大河ドラマや他のドラマで見ても、ピンと来なくて…
顔もそんなにカッコイイかなぁ?とか思ってたんだけど。。。
このドラマの中の空井はすごく魅力的でした。
役にピッタリ、いやそれどころか、綾野さんの味がたくさんプラスされて役がすごく素敵になってた。
はにかむ笑顔とか涙もろいところにキュン。。。
良い役者さんですね。
で、強気なガッキーも良かったです。
最終回もしっかりハッピーエンドで良かった!
テーマが一本きちんと筋が通ってる感じで、脚本がすごく良かったと思います。
派手さはないけど、こういうしっかりしたドラマ、また見たいな。


「ラストシンデレラ」
お話自体は、どこかで読んだ少女マンガな展開満載で、つっこみ所ありまくり。
でも三浦春馬くんが魅力的で、オバチャンはそれだけで引き込まれちゃった。
結局、桜は春馬くんと結ばれたけど、私の予想では、これは途中で脚本を変えたのではないかな、と。
たぶん、若い春馬くんと付き合って浮かれるけど、結局は大切なことに気づき、王子様はそばにいた、ってことで、藤木くんと結ばれるお話のが、ドラマとして王道じゃないですか。
でも、春馬くんの人気が出すぎて、途中から春馬くんとくっつけることにしたんじゃないかなぁ。
当初は異母姉の奈々緒と結ばれて、GMXの選手として飛躍するためにアメリカに行って、終わり、みたいなストーリーだったんじゃないかと思うんだ。
だって、途中でGMX仲間と「アメリカに行って」みたいなエピソードが出てきたよね?
好きな自転車はほどほどにして、父の会社に就職して、桜と結婚、、、という展開は、現実的だけど、春馬くんの役の人生考えたら、それでいいのか?って思っちゃわない?

ま、春馬押しの私は、ハッピーエンドですごく嬉しかったんだけども。

ストーリーは荒唐無稽だとしても、こういうあまり深いことを考えず、気軽に見て、キュンとできるラブストーリーっていいなぁ、と思いました。
バブルの頃はこういうドラマ、いっぱいあったよねぇ。


「雲の階段」
長谷川サマ見たさに見ました。
うらぶれた?長谷川サマは美しい。。。
ストーリーもどうなるかワクワクしたのですが、最後はなんだかなぁ、、って終わり方でちょっと残念。
視聴率が悪かったそうなので、長谷川サマの今後のキャリアにきずがつかないか心配。
また主演でドラマ、みたいよぉ。


「35歳の高校生」
面白い回もあったけど、学園ものはやっぱり苦手かなぁ。
最後は全部うまくいって、良かったけど、2時間は長すぎ?


「ガリレオ」
途中から録画したまま見ていません。
推理ものドラマはやっぱ苦手。
最終回まで見ずに録画を消してしまいそう。

吉高由里子ちゃんの役が不評みたいですね。
湯川との掛け合い面白いと思うんだけどな。
パート1の柴咲コウの印象が強すぎて、ダメみたいね。
まぁ女性に嫌われそうな役ではありますが。


あとは「あまちゃん」を見ています。
東京編も面白いけど、北三陸のひとたちが懐かしいよぉ。
でも、安部ちゃんや種市先輩もまた登場するようで、以前のメンバーもところどころに入れて飽きさせないのがさすが。
ネットで感想を見てると、登場人物たちの考えが、浅すぎて、考えがころころ変わることに苛ついたり、悪い点が目についてしまって共感できなかったり、という意見を見かけます。
クドカンファンの私には、すべての人物に短所があって、そこが人間らしくて、キュートなのがクドカンのドラマの魅力だと思うんだよね。
人間のイヤな部分を可愛らしく、楽しく描く、それがクドカンの脚本の魅力だと思う。
だから、私は細かい部分はスルーできるし、綺麗事ばかりじゃない部分が逆に好きだったり。
アキが海女に憧れて、潜水士目指して、次はアイドル?ところころ変わるのも、共感できない人が多かったみたいだけど。
でも、人間ってそんなもんじゃないかな。
そういうエピソードあったけど、「誰のためでもない。自分で好きなことをする」だったっけ。
人間はみんなそういう権利があるはず。
若いんだしやりたいことやればいいし、それが人間の魅力にいつか繋がる。
NHKの朝ドラっぽい優等生な主人公より、ずっといいと思うなぁ

北三陸から離れるとき、ばっぱが電車に向かって大漁旗を振るシーン。
これ、何年か前の朝ドラ「ちりとてちん」へのオマージュだよね。
他にも似た部分がいくつかあって、クドカンは「ちりとて」が好きだったのかな、と。
おじいちゃんがアキに「ここが一番良いって思うために世界中を旅する」だっけ、あのセリフも「ちりとて」で祖父が主人公に「何層にも塗り重ねてそれが魅力になる」という、主人公の転機になる励ましとして使われてたり。
あと、アキとユイの関係もA子、B子に似てるし。
「ちりとて」も主人公がイヤな点ばかりで。。。でも段々と成長していく物語でした。
「ちりとてちん」、本当に大好きなドラマだったので、ついつい重ね合わせてしまって。
再放送しないかなー

ドラマ

2013-06-07 17:30:21 | Review
スマホから投稿。やっぱり入力しづらいけど、pc立ち上げるのも面倒で

「八重の桜」「ガリレオ」は脱落しそう。
「ガリレオ」は視聴率高いみたいだけど、謎解きに意外性がなくあまり興味持てず…
推理ものは小説などで、思い切り凝ったものを読む方が楽しい。
同じ理由で警察ものドラマもあまり好きじゃなくて。
謎解き以外に強い魅力があれば別なんだけどね。
事件のために人が簡単に死ぬのも、ドラマとはいえ、気持ちがいいものじゃなく…
人を死なすための強い理由、それを通しても訴えたい強い何かがあるなら納得できる
なーんて考えちゃうのは頭が硬いのかな

そういう点で軽く見られてキュンキュンできる恋愛ドラマは好き。
「ラストシンデレラ」は御都合主義満載な展開だけど、主人公を取り巻く男性陣はカッコいいし、春馬くんにときめくわ~
現実にはあり得ないからこそ、凛太朗でなく、広斗くんと結ばれて欲しいなぁ
でも広斗くん、アメリカに行っちゃいそうだから、誰ともくっ付かず仕事に生きる、みたいな終わり方はやめて~

ドラマ「あまちゃん」アキ、ユイ、先輩の三角関係?

2013-05-27 22:58:16 | Review
長男を幼稚園に送りに行き、帰ってきて洗濯もの干して、家事を済ませて、次男が昼寝してからコーヒー飲みつつ「あまちゃん」を見るのが憩いの日々。

先週末からアキ、ユイ、種市先輩の関係が崩れて…
今までの展開から、種市先輩はどうも、ユイが好きらしい、っていうのは見て取れたのですが。
付き合うことになってたとは。

で、その経緯も、ネット上の感想を見るといろいろあるみたい。
種市先輩はユイに告白して、アキの気持ちを考えて、一旦は断るんだけど、種市先輩が東京で就職して住む予定の寮が「お台場」にあることを聞いて、自分が東京に上京した後、付き合おうというユイ。
ユイは東京に憧れる女の子で。雑誌などで特集されてるお台場についクラッときちゃったんだよね。

ネット上では、「お台場」にひかれたからって、アキを裏切って、先輩の告白をOKしちゃうなんてひどい、って人もいるみたいですが。
私はちょっと違う感想。
ユイも種市先輩に少しひかれていたんだと思うんだよね。
でもアキはいつもユイに、大好きな種市先輩の話を聞かせていて、、、親友だからとその気持ちを押し込めていた。
でも、「お台場」って聞いて、今じゃなくて、上京してアキに会わなくなったら付き合ってもいいかな、ってついOKしてしまった。

それまで、ユイがどれだけ東京に憧れているかは随所に描かれていたから、「お台場」にひかれてもまぁ、仕方ないかな、と。
で、先輩にひかれていたなら余計に。

まぁ、橋本愛ちゃんの演技では、そのあたりの微妙な気持ちが出せていなかった気がします。
だから余計、見ている人は「ユイちゃん、ひどい」って思っちゃったんだと思う。
難しい芝居だけどね。

アキはかわいくて応援したくなって、つい贔屓におもってしまう。
そういう点では、朝ドラの主人公としてうまく描けてるよね。
だからこそ、アキの幸せを邪魔する人は、敵に思えてしまう気持ちも分かるけど。


それと、みんな高校生、10代なわけで。
その頃って、自分のことしか考えられなくて、突っ走りがちじゃなかったかな。
若いから、後先考えないというか。
だから、種市先輩がユイを好きになっても仕方ない。
種市先輩にちょっとひかれていたユイが、アキのことを裏切ることになっても、交際OKしちゃっても仕方ない。
アキもただ先輩が好きなだけで。。
みんなみんな、誰も悪くない。

クドカンの脚本は、誰もがみんなダメな部分を持っていて、それをチャーミングに描くのがすごくうまいと思う。
人間が好きなんだな、って思う。完璧なひとなんていない。それぞれダメな欠点があるから人間らしくて魅力的なんだよ、って言ってもらえてる気がするの。
まさにタイトルの通り、登場人物全員が「あまちゃん」なのかもね。

これから、どうなっていくんだろうね。
私の予想は…
やっぱり種市先輩を演じている福士くんは、主人公の相手役として紹介されてた訳だから、最後には二人はうまくいくんだと思う。
今はまだまだあまちゃんなアキだけど、失恋やその他の逆境を乗り越えて、もっと魅力的になって、いつか種市先輩と、ってことなんだろうな、と。
まだまだドラマは初盤なのに、もううまくいっちゃったら、面白くないしね。
朝ドラのセオリー通り、主人公の成長物語なんだろうから。

ああ、毎日「あまちゃん」を見ながら、いろいろ考えている私。
今からこのドラマが終わる10月が怖いわ。。。

ドラマ感想

2013-05-18 11:12:00 | Review
最近、育児でイライラしています。
もうすぐ2歳の次男はイヤイヤが多くなり、長男と喧嘩が増えて…
長男も反抗期なのか、親の言うことをきかない、きかない…
毎日怒鳴って、そんな自分がイヤになり、子どもが寝た後反省するのに、朝になると、幼稚園の支度をぐずぐずする長男と、朝食をあまり食べずに散らかしてばかりの次男にイライラ…

ああ、母親業は忍耐の日々。
最近、しみじみ、一人になりたい!って思ってしまいます。
家にいると、いつもどこかで子どもの騒ぐ声がして、なんかそれだけで疲れたりして。
もともと、一人で何か考えたり気持ちを落ち着ける時間がないと、疲れてしまうたちなので、毎日わーわーぎゃーぎゃーな日々に疲れてます。

とはいえ、子どもは可愛いんだけど。みんな、こんな感じなのかなぁ。。。


そんな疲れた日々を癒すのはドラマ。
本当は他にやらないといけないことがたくさん溜まっているのに、子どもが寝て一人の時間が出来ると、一番好きなことしかしたくなくて。
ドラマ見て、本読んで、ネットして。
あまり実にならないことばかりだけど、今は育児を乗り切るために、精神の安定が一番ってことで仕方ない。



いちばん楽しみにしているのが、「あまちゃん」
朝ドラは普段見てなかったのですが、毎日放送するので、楽しみが日曜以外、毎日あって、とっても嬉しい。
笑って、泣けて、元気が出て。
朝ドラらしい内容に、クドカンらしい小ネタが散りばめられていて、本当に面白い。
見ていない方、ぜひぜひ!!

アキとヒロシ、種市先輩の三角関係、いや、ユイちゃんも加わってくるみたい。
ヒロシには幸せになってほしいんだけど…種市先輩のちょっととぼけたさわやかさがいい!
ああいう人気の先輩が高校時代いたよなぁ~と懐かしいです。
種市先輩はやっぱりユイちゃんに気があるのかな。いや、そう思わせておいて、他の展開があるのでしょうか。

で、今日はキョンキョンの新曲?が久しぶりに聴けました。
聖子ちゃんやキョンキョン、80年代アイドルずばり!な私は、そのネタも楽しみに見ています。
キョンキョンは演技がうまいというのとは少し違うけど、彼女にしか出来ない春子さん役だなぁ、と。
個性があるんですよね。
いっつもイライラしていて、いまだに反抗期?な春子。でも細かいところがかわいくて憎めない。
キョンキョンは確かに老けたけど、今もすごく輝いているな~と。
アイドル時代はファンじゃなかったけど、最近ドラマで見る彼女は、いい年の取り方しているな、って感じます。


他には「ラストシンデレラ」
これも私たち世代むけのドラマ。
内容がまるで、乙女ゲームのようです。
若くてチャラいイケメン、三浦春馬くんと、大人の魅力、言いたいこと言い合って気心しれてるけど、実は大事な存在?藤木直人。
主人公はがさつで身なりかまわず、ビジュアルはイマイチだけど、心は綺麗で男がどんどん好きになってしまう。
現実にはあまりないと思いますが、乙女ゲームや少女マンガでは、王道。
女性、いや女子の夢の世界。
三浦春馬くんにはあまり興味がなかったんだけど…
初めて「14歳の母」で見たときは、地味な子だ。。って印象に残らないくらいだったんだけど。
すごく格好良くなりましたね。
少年と大人の男性の間、、、みたいな。
あの笑顔にやられます。

でも、自分が息子二人の母親だから思ってしまうのだけど。
春馬くんのお母さんはショック受けたりしないのかな。
俳優というお仕事だから仕方ないけど。
今まで清純派?だったのに、セクシーな役で、毎回上半身ハダカで、Hなシーンあり。
私が春馬くんの母だったら、絶対ドラマ見られない。
かわいかった息子が仕事だとは言え、こんな…!って思っちゃう。
彼自身にとっては、役の幅が広がって、しかもこのドラマでアラフォー女性のハートを掴んだみたいなので、良いお仕事だと思うんだけどね。