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Everyday is a Special Day.

英語、日本のドラマ、日々のあれこれについて熱く語ってます。

Baby Blues

2007-04-07 11:30:31 | Pregnancy
みなさん、たくさんのお祝いメッセージありがとう。
落ち着いたら返事しますが、とりあえず今日は本文のみで。

5日に退院し、自宅での育児が始まりました。
慣れないことの連続で、ヘタレな私は戸惑うことばかり。
そして、産後の痛みがこれほど辛いなんて。。。
例の部分を縫ったので、その傷がとーっても痛く歩くのがすごく辛い。
そして、母乳が出ないのに授乳していたので、乳首が割れて腫れ、ものすごい痛みが。

そして、そんな身体でも赤ちゃんのお世話をしなければならず。
痛いのに授乳しなくちゃいけないので、毎回荒行みたい。
赤ちゃんの夜泣きが止まらないと、イライラしてそんな自分に自己嫌悪を感じる。
母乳がまだ出ない自分を責め、もし赤ちゃんが栄養が足りなくて病気になったら、と不安になり。
今はまだ母と夫がいるからいいけど、これで一人になったら、赤ちゃんのお世話が出来るのか、とか漠然とした不安。
そんなことを考えてると、なんだか悲しくなってきて。

多分、これが「Baby Blues」と言われる、いわゆる「産後うつ」の軽い症状なのだと思います。
産後は劇的にホルモンのバランスが変わり、精神的に不安定になるそうで、アメリカで受けた育児学級でも説明がありました。

でも、赤ちゃんの顔を見ると、誰よりもカワイイと思います。
じーっと私を見つめる小さくてきれいな目を見ると、「生まれてきてくれてありがとう。」って泣きそうになります。
たぶん、他人から見たら、ただの新生児なのに、私には世界中のどの子よりかわいく見えるのです。ものすごく不思議。

彼が元気に五体満足でこの世に生まれてくれたことに比べたら、私の小さな悩みや不安なんて小さなことなんだよね。
乳首が切れたって私が死ぬことはなし。
母乳が出なければ、人工ミルクにすればいい。
赤ちゃんが泣きやまなくても、死ぬことはない。

お腹の中にいるときも「母親」の偉大さを感じたけれど、生まれてみて改めてそれを実感しています。
自分のことだけ考えて、嫌なことは自分の都合で避けられた以前はなんて楽だったんだろう、と、心から思います。
でも、彼が生まれる前に戻りたいとは思わない。心から会えて良かった、と思います。
なんだか自分でもよく分からない不思議な気持ちです。きっと「親」になるってそういうことなんだろうな。

生まれました

2007-04-04 15:26:41 | Pregnancy
94月2日の15;15に無事に赤ちゃんが生まれました。
3110グラムの男の子でした。予定日を大幅に過ぎていたのに、意外と普通サイズのスマートな子でした。
陣痛促進剤を使うことになり、初期の陣痛はつらかったけれど、硬膜外麻酔を打った後は、天国と地獄の差。子宮口が大きく開くまで寝て待っていたので、産後も元気でした。

でも、おしもの辺りが避けてしまい、今もめちゃくちゃ痛いです。。。
明日退院できるのですが、もう一日入院をのばそうと思っています。
とりあえず報告まで。

赤ちゃんはあまり私に似ていず、細くてきれいな顔をしていました。…って親ばかかもしれないけど、切れ長の大きな目でとってもかわいいです。
でも、歩くのも痛い状態なので、赤ちゃんのお世話は夫がほとんどしてくれています。家に帰ってから自分に出来るか不安。
そして、このおしもの痛みが心配~。

行ってきます

2007-04-02 07:37:44 | Pregnancy
昨日の夜の陣痛らしき物は、夜中も数回あったものの、朝になったらなくなっていました。
でも、昼頃にはおしるし(生理の時のような血の混じったおりもの)がありました。
前駆陣痛っぽい子宮収縮、陣痛らしき痛み、おしるしとまた妊娠本に書いてあるような展開。
でも、夜7時には促進剤のために入院しなければいけないので、タイムリミットが~。

もしも、子宮口が2センチ開いていたら、今日の夜の処置はしなくていいらしいので、少しでもお産が進んでることを期待。

でも、赤ちゃんはちゃんと生まれるつもりになってるんだなぁ、、と昨日に引き続き感動。
ちょっと遅すぎたけど、あとは元気に生まれてくればそれでいい。

シャワーも浴びて、夕ご飯のおにぎりも食べ、準備万端。
あと1時間半だけど、なんだか落ち着かなーい。
これから何が起こるのか不安と恐怖と、期待と。。。。
きっと今日の日のことは一生忘れないんだろうな。

頑張って行ってきます。皆さん、安産を祈っていてください~

これはもしや。。。

2007-04-01 13:03:31 | Pregnancy
昨日の夜から、生理痛のような軽い腰の痛みが始まりました。
昨日の夕方からお腹の赤ちゃんの動きがやけに激しくて、「あいたたた。。」って感じだったんだけど、あれは前ぶれだったのか。
でもまた朝にはほとんど治っていて、1時間に一度くらい、軽く腰が痛くなる感覚。これってもしかして。。。
でも、2日には母が日本から手伝いに来るので、そのための食材とか買いに行かなければならなかったので、普段通り外出。
外出中も時々痛んでいましたが、夕方から少しずつ頻度が増えてきました。
痛みは10分~20分くらいの間に不定期であり、それほど痛くはないけど、生理痛の痛みそのもの。少し我慢すると1分くらいで消えてしまいます。
痛くないときは全然普通になんでもできるので、張り切って昨日の残りのクッキーを焼いたり、キッチンをせっせと掃除していたら、時々来る痛みが強くなってきて。
これはヤバイと思って慌ててお風呂に入り、いつでも病院に行けるように準備開始。

今も時々痛みが来ますが、すぐ消えるのでまだ病院に行くほどではありません。
これがどんどん強くなって定期的になったら本陣痛ってことだろうなぁ。
日本では10分間隔になったら病院に来るよう指示されるようですが、私の行ってる病院は「5分置き」と指示されました。
そこまでにはまだまだ時間がかかりそう。
本当はさっさと寝て体力温存した方がいいのだろうけど、今朝はお昼頃まで遅寝しちゃったので、寝られない~。
ヒマなのでクロスステッチでもまたやろうかと思ってます。

明日の夜7時に計画分娩を予定してたけど、この分だとその前に陣痛で入院することになりそうな気配もあり。
でも陣痛があっても、子宮口が開いていなければ予定通り子宮口を開くためのJellyを入れることになるかもしれないんだよなぁ。

数日前からの強い子宮収縮から始まり、今は陣痛らしき生理痛の痛みが来て。
なんだか妊娠本で読んだとおりの展開です。
お腹の赤ちゃんはちょっとのんびり屋さんだけど、ちゃんと生まれるつもりで行動?してるのねぇ。となんとなく感動。
この陣痛がどこまで痛くなるのか、かなーーーり不安だけど、麻酔もあるし、夫もついていてくれるし、病院はLDR(陣痛、分娩、回復が同一の部屋でできる個室)で、バストイレ付き。テレビも夫が泊まれるソファーベッドもあり、無料ワイヤレスインターネットもあるらしい。
もしも、元気なら入院した後も病室からブログを更新できるかもしれません。

とりあえず、今夜はゆっくり過ごし、どうなるか経過観察。


最後の検診

2007-03-31 14:42:22 | Pregnancy
ついに最後の検診まで来てしまいました。
いつものようにノンストレステスト、検査いろいろ、内診、超音波検査をして。
内診の結果、子宮口は全然変わってないそうで、、、月曜日が先生の担当なので、日曜日の夜に入院し、陣痛促進剤を使いつつ様子を見ながら、月曜日に出産することになりました。
促進剤が効かず24時間そのままだったら、帝王切開になるそう。
どうか、子宮口が開いて、陣痛も来てなるべく短い時間で生まれますように。。。

これで最後の検診なので、先生にいろいろ質問。
私:促進剤で陣痛を起こすと自然のものより痛いんですか?
先生:痛いこともあるけど、キミが望むなら麻酔を使うことができるよ。

私:Epidural(硬膜外麻酔)はいつから投与されるんですか?(日本の病院だと子宮口が5センチ開くまでは使わないことが多い。それまでの陣痛が結構痛いらしい。)
先生:4センチ開くまでは使わないけど、もしキミが望めばその前にも使うことができるよ。麻酔医は24時間常駐だから、いつでも希望してね。

痛いの大嫌いな私は少し安心。。。
なるべく痛みが少なくて、短い時間で済みますように。

ずーっと待ってるのに、全然気配もなく、なんだか疲れてきた。
最近は、イライラして、ちょっとブルーになってて。
でも、もう考えても仕方ないし。。。

日本では、子宮口を開くには歩いたり運動するといいと言われてるらしいけど、これも医学的根拠は特にないらしい。
現に私は何も効果無し。
私の担当の先生にも、「運動はしなくていいよ。今は破水して羊水がなくなると、胎児が危険になるので、たくさん食べて、水分をいっぱい取って、いっぱい休んでね。」と言われた。

だから今日は好きなことをしてのんびり過ごすんだ!
ということで、ミスチルの新しいアルバムを聴きつつ、昨日買ってきたクロスステッチに集中。
途中、なんだか甘い物が食べたくなり、ネットで検索したレシピで紅茶クッキーを作ってみた。
なんとクッキーを作るのは人生初!
私は、お菓子は食べるのはスキだけど、作るのにはあまり興味がなかった。日本にはいくらでもおいしい物が売ってるし。
しかも、実家のオーブンレンジは小さいし、計りも昔ながらのアナログのしかなく、お菓子作りには適さない環境。
結婚してからも、電子レンジ機能onlyのレンジを使ってたから、家でお菓子なんて作るわけもなく。

でも、アメリカのスイーツは甘甘。日本人好みの甘さ控えめクッキーは自分で作るしかない。
そして、アパートにはどでかい便利なオーブンが備え付け。
日本からホームベーカリー用に買ってきたデジタルスケールもあるし。
…ということで作ってみたら、すごく簡単でビックリ。
材料も家にあるもので出来たし。
もっと凝った物が必要で、時間もかかるのだと思いこんでいた。

クッキーの抜き型がないので、丸めて薄くしただけで焼いたけど、今度は型を買ってこようっと。

出産を明後日に控え、なぜかクロスステッチとクッキー作りに熱中した私。
何やってるんだ?と自分にツッコミ
人間、時間があると、なんでも自分でやるようになるもんですね。

まだかな。。。

2007-03-30 14:36:19 | Pregnancy
今週は夕方から夜にかけて、不定期的な子宮収縮があります。でも寝ると朝は治ってて。
お腹の赤ちゃんも少し下に降りた感じで、しゃっくりを今までより下のお尻付近で感じるようになりました。
胎動も以前より少なくなって、、、少しずつ生まれる準備をしているみたいだけど、まだ本格的な陣痛は来ません。
明日はいよいよ検診日。このままだと、月曜日に計画分娩になる予定です。
来週には赤ちゃんとご対面、、、なんだか不思議です。
.......................................

陣痛を起こすには歩くといいということなので、最近は毎日1時間以上歩くようにしています。
今日は車を運転して近所のモールに行ってきました。
見るだけのつもりが、、、また細々したものを買ってしまいました。
赤ちゃんの名前や生まれたときの体重、身長を入れるクロスステッチのセット。
セールで半額でした

私はお料理は嫌いだし、家を飾り付けたりなどの女性っぽいことがあまり好きじゃないのだけど、お裁縫や絵を描くことは意外と得意だったのです。子供の頃から「器用だ」とよく言われ、学生時代は美術と家庭科は5でした。
だから、ちまちまとした物を作るのが結構好きだったりします。
今日もさっそく家に帰ってきて、ちくちくとクロスステッチをはじめました。だんだんとできあがっていくのが楽しい~
最近はひたすら赤ちゃんの誕生を待つのみで、毎日ヒマでつまらなかったので、つい熱中してしまいました。
アメリカは暇な主婦向けに、こういった趣味のクラフトの材料を扱ったお店があちこちにあって、いろんなキットを売っています。
赤ちゃんが生まれたら、写真をバシバシ撮って、スクラップブッキングのアルバムでも作ろうかな~と思ってます。

母親

2007-03-29 11:44:33 | Pregnancy
今日も1時間、散歩したけど、陣痛起こらず。昨日の夜感じた不定期的な子宮収縮は寝たら、朝には消えていた。今もまたあるけど、きっと朝には消えてるかも。
待ってる間、近所を散歩するくらいしか出来ないので、毎日ヒマで。。。
もう、出産後必要な物や入院の準備は万端で、やることがない~。
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夫は去年の11月に先にアメリカに赴任したので、12月31日に私も日本を発つまでの約2ヶ月間は実家で生活していた。
父親の病気が気がかりだったので、手術の経過を見てから渡米することにしていたので。

実家にいるとき、母親がずっと持っていた私の母子手帳を「参考に」と言ってくれた。
子供の私が書いたらしい落書きが表紙や中のページにいっぱい
今のように表紙にイラストなんて当然なく、灰色の味気ない表紙。よれよれで端の部分はビニールテープで補強されている。
子供の頃から戸棚に仕舞われていて、何度か見たことがあったけれど、内容までは興味がなかったので、ちゃんと中身を読んだのは初めて。
妊娠の経過や出生時の様子、予防注射の記録などなど、私が持っている母子手帳と内容はほぼ同じ。

「妊娠時の経過」にはいつつわりが始まったか、いつ胎動を感じたかなどが母の字で書き込まれている。
「出生届出済証明」の欄に私の名前と誕生日が書かれている。住所は私が3歳くらいまで住んでいた社宅の住所。日付は私が生まれた一ヶ月後。
「出生時の状態」欄には私が生まれたときの体重、身長、生まれたときの状態が医師によって書き込まれている。
私は予定日遅れの42週1日で生まれてきて、4120グラムもある巨大児で、陣痛促進剤が効かず、帝王切開だったそうだ。
「健康状態」には、いつ歯が生えたか、おすわりをしたか、つかまり立ちをしたか、などが書かれている。
「気がかりなこと」には、「よくころぶ」と書かれている。確かに私は運動神経がなくて、子供の頃からよく転んで擦り傷が絶えない子だった。母は障害でもあるのかと心配だったのだろう。

読んでいて、泣けてきた。これを書いたときの3○年前の母のことを想って。
当たり前だけど、母も今の自分みたいな時期があったんだ。
お腹の子供を心配し、生まれてきてからもあれこれ心配し。成長の1つ1つに一喜一憂し。
きっと私が生まれたときはすごく喜んだのだろう。帝王切開で巨大児で出産時にはさぞかし母を苦しめただろうに。
自分が妊娠して初めて分かる母の気持ち。今までは当たり前のように思ってきたけど、母親の愛ってありがたい。

思えば、子供の頃は母が大好きだった。
弟が生まれるとき、父方の祖母に預けられものすごく寂しかったのを今も覚えている。
母と二人で春にお弁当を持って近所にピクニックに行った幸せな思い出。夏は一緒に蛍を捕りにいった。
専業主婦だったので、小学校から家に帰ると母がいて、すごく安心した。
たくさんの母との想い出。

出産後、母が日本から手伝いに来てくれるのだけど、些細なことでしょっちゅう電話してきて「うざいなー」と思っていた最近の私。
素直じゃなくて憎らしい口ばかりきいてしまう自分を改めて反省した。
お母さん、ごめんなさい。

自分が親になって初めて、心から親の気持ちが分かった気がする。
子供を持つというのはそういう意味でも親孝行になるのかもしれない。
お腹にいる私の赤ちゃんにもいつか母子手帳を見せてあげたいな。

41週目検診

2007-03-28 09:27:31 | Pregnancy
今日はついに決断をする検診日。
ドキドキしながら行ってきました。

いつものように、ノンストレステストをすると、前回はほとんど直線だったcontraction(子宮収縮)の線にそれほど大きくはないものの定期的に波が出ている。痛みはまったくないけど、お腹の上部がギュウーーッって内部で押されているような感覚。手で触るとその瞬間はカチカチに堅い。
日曜日の夜、頻繁に起こっていたこれと同じ感覚はやっぱりcontractionだったんだ。胎児が動くとこれが起きるので、時々胎児にお腹を蹴られた感覚なのかわからなくなるんだけども。
胎児の心拍の方は問題なし。先生曰く「Perfect!」だそう。(アメリカの先生やナースはなんでも大げさに褒めてくれる)胎動がすごすぎて、モニターの音がガウガウってノイズみたいに聞こえて、笑ってしまった。
赤ちゃん、動いてる音が聞こえているよ。

その後、体重測定、尿検査、子宮底長、血圧などのいつもの検査後、また内診。
4回目だからかなり慣れてきて、ほとんど痛くなくなってきた。やっぱり緊張して力を入れすぎると痛く感じるみたい。
結果、子宮口は1センチ開いているそう。前回の3/4センチから少し進展。

で、先生に聞かれる。
「Yucca、キミはどうしたい?キミの意見を聞かせて」
少し黙って考えていると、「もしもう少し待ちたい?」
いつまでなら待てるか聞くと、42週目までだそうだ。すなわち4/3の水曜日。予定日から2週間過ぎ。
「もし待ちたいなら、子宮内の羊水の量を調べる必要がある」ということで、先生が超音波技師に頼んでくれて超音波検査へ。
超音波検査の結果、羊水はまだたっぷりあるから問題なし、だそう。
(予定日を過ぎると、胎盤の機能も弱り、羊水の量も減って、胎児にとって、子宮の環境が悪くなっていくそうです)

ということで、再度、先生と相談。
私の質問「もし、待った結果、C-Section(帝王切開)の可能性は増えるのか」
先生の答え「少しは可能性は増えるけど、超音波検査の結果、まだ待てる状況なので、それほど問題ではない。」

私の質問「陣痛促進剤を使うと陣痛の痛みが増えると聞いたが本当か。また陣痛が起こっても子宮口が開かない場合、帝王切開になる可能性はあるか」
先生の答え「確かに痛みが増す場合があるが、きちんと監視して使うので安全性に問題はない。促進剤を使って24時間経ち生まれなければ、帝王切開をする」

…ということで、今週の金曜日まで待ってみることにしました。
軽い子宮収縮は定期的に起きてるので、これが本当の陣痛に変わることを祈って。。
ただし、デッドラインは42週目まで。
もし、今週の金曜日までに何も起こらなければ、月曜日が先生の当直なので、日曜の夜に陣痛促進剤を使い、月曜日に生むことにしましょう、と。

インターネットなどで調べたところ、先生の言うとおり、42週以降まで待つのは母子のためにも危険だそうだ。
だから、その場合、陣痛促進剤になっても、帝王切開になっても、もう後悔はないと思って。

さすがアメリカだな、と思ったのは、患者の医師を尊重してくれるところ。
優柔不断な私は、先生に強引に「じゃ陣痛促進剤にしようね~」と言われたら、そのまま流されてしまいそうだったけど、先生が「どうする?どうしたい?」と聞いてくれたので、自分の考えを伝えることができた。
日本だと、陣痛促進剤を陣痛促進剤と告げずに使用する病院も多いと聞く。
アメリカは訴訟社会だし、病院の数も多く競争も激しいだけあって、患者の医師を大切にする。そして何より、医療に関わるひとの意識も日本より進んでいるのだと思う。

昨日まであれこれ思い悩んでいたけど、もうこれで後悔はない。やるだけのことはやったって気がするし。
あとはもう、赤ちゃんさえ(と、自分も)無事なら、陣痛促進剤の痛みも、副作用も、帝王切開でもなんでもこい。
なーんて言いつつ、やっぱり痛いのは嫌だけど。
だからどうか、赤ちゃん、どうか自然に生まれてきて。

本来なら、早生まれになるはずだった私の赤ちゃんは、4月初め生まれになるかもしれず。
これって日本ではかなり重要な問題だよね。学年が違っちゃう。
でも、どっちになっても、赤ちゃんが決めたこと。
あ~。こんなにお腹が重いのにもうちょっと妊婦生活しなくちゃ。
早く生まれてこーーーい

ここまで

2007-03-27 14:54:12 | Pregnancy
今日でついに出産予定日を1週間過ぎてしまいました。
明日、また検診に行って検査の結果、陣痛促進剤を使って生むか決断しなければなりません。
今日は一日雨で時間がありまくりだったので、陣痛促進剤や分娩について調べていたら、ネガティブな事実をたくさん知ってしまい、かなりブルーになってきちゃいました。
書かれていることは悪い事実だけで、そういう結果になった人はそれについて強烈な印象を持つので、ネットの情報は極端になりがちだとは分かっているのだけど。。。
私がその最悪の結果になるとは限らないのだけど。。。
もし、そうなったらどうしよう
考え出したら怖くて心配で、、、なんだかすべてが憂鬱になってしまいました。

そして、そんなことで憂鬱になってる自分にも嫌気が。
こんな恐がりの心配性で、、これから子供の面倒を見ていけるのか。自分のことだけでこんなに心配が募るのに。まだ生まれてもないのに、こんなにあれこれ考えて怖くなるのに。
こんな自分が親になれるんだろうか、親になっていいのだろうか、とか。

不安な気持ちをぬぐい去るため、妊娠してからの9ヶ月間を思い出してみました。

妊娠発覚時。
ちょうど、アメリカに行く前に、胆石の手術を決意してMRIやCT、レントゲンなど胎児に影響がある検査をたくさん受けていて。妊娠に気づかず、そんな検査を受けてしまった自分の不注意を責め、検査薬で陽性が出たときは、嬉しいと言うより心配で胸がつぶれそうで、半泣きでした。
産婦人科でも「まず大丈夫だろうけど、まったく影響がないとは言い切れない」と言われ。。。心配は100%消えることはなく。
それでもお腹の赤ちゃんを信じ、どうにか妊娠は継続。

妊娠初期、つわりがひどかったとき。
毎日、終わりのないけだるさと吐き気が辛くて、まるで一生続くかのような先の見えない気持ち悪さ。
精神的にも不安定で、何をしても気持ちが晴れなくて、些細なことで泣いて怒って。
昼間はひたすら眠くて、寝てばかり。何もやる気が起きない自分がダメ人間に思えました。
それでも、バイトは休むわけに行かず、気持ち悪さをひたすら耐えて、仕事に行ったっけ。

その後、一時はなくなったはずの夫の海外赴任が決まったものの、はっきりした時期が分からずイライラ。
せっかく日本に戻ってきたのに、またアメリカに逆戻り?
なんだか、人生ゲームで「台風に飛ばされスタートに戻る」の目が出ちゃったような虚脱感。

いろいろ考えて、アメリカで出産することを決意したら、今度は実家に問題発覚。父親に生死に関わる病気が発見されました。
日本に残って、父親の元にいるべきか、アメリカに行って、夫のそばで出産するべきか、、、あの頃はものすごく悩みました。ここ数年、あんなに悩んだことはないくらい。
結局、父親の病気は手術の結果も良好で大丈夫そうだったので、アメリカへ。
でも、ぎりぎりまで日本にいたので、大きなお腹で飛行機に乗って、流産でもしたらどうしようかと。。結果大丈夫だったけど、すごく心配でした。

妊娠中期、実家にいたときは実家の階段から落ちたことも。
胎児が無事か不安で不安で、、、病院に行った結果、問題はなかったけど、自分のせいで何かあったらどうしようかと生きた心地がしませんでした。

アメリカに来てからも、病院探し、英語での診察、、、知らないこと、分からないことが多くて、不安だったけど、どうにかここまで来て。

思い返すと、妊娠中数々の困難がありました。ただでさえ、妊娠による体調の変化は気持ちを不安定にさせがちだというのに。私を取り巻く環境の変化は、ここ数年でかなり大きなものだった気がします。
でも幸いなことに妊娠だけは継続し、ここまでどうにかやってきました。

もう、あとは赤ちゃんの生命力を信じて、頑張るしかないよね。ここまで頑張ってきたんだもの。
不安で怖いこともいっぱいだけど、今まで乗り越えた困難に比べたら、大したこと無い。赤ちゃんが無事生まれればそれだけでいい。
そう思うことにします。

明日、病院で先生といろいろ話して、決めたいと思います。
頑張れ、ヘタレで弱虫で心配性のダメダメな私。

気配?

2007-03-26 14:21:28 | Pregnancy
今日は夫と近くのモールまで歩いて行ってきました。いつもなら車で行くんだけど、歩いても10分以内で着くくらいの距離。
モール内をふらふら回って1時間、、、しっかり歩いてきました。
歩いてる途中、お腹がキューーンと張る感じがあって、何度か立ち止まったり休んだり。でも痛みと言うほどでもなく。
アパートに戻ってからも、階段の上り下りを何度も繰り返し、、、
早く生まれて~

夕食は、夫と最近お気に入りのピザのバフェへ行きました。
焼きたてのピザはもちもちしていておいしい~。しかも安いし。
最近、バフェとか外食ばかりしてるので、体重増えてるかも。。。でも、出産後はなかなか来られないと思うと、最後にいろいろ外食しておきたくて。

ピザ屋さんにいるあたりから、なんだかお腹がきゅーんとはる感覚が頻繁にあり。。
家に帰ってからも、しばしばお腹が張る。いつもとちょっと違うかも?
慌てて、シャワーを浴び、入院の準備などをしてみたけど、痛みまでは発展しません。。
だからただの前駆陣痛(アメリカではFalse Labor)だと思います。これを頻繁に繰り返し、本当の陣痛(True Labor)になるそうだけど、まだ時間がかかりそうです。

でも、少しずつその日が近づいているということかも。
昨日アウトレットに行ってから、あれほど痛かった座骨神経痛がほとんどなくなりました。歩いたのが良かったのか、胎児の位置などが変わり、神経を圧迫しなくなったからか?何かの変化の兆候かも。
陣痛促進剤はなるべく避けたいから、順調に陣痛が来て、明後日あたりに生まれてほしいなぁ。
なぜ明後日かと言うと、明日は私の担当の先生がオフなのです。

このいつ来るか分からない感じ、、、かなりドキドキだけど、ここまで来るとだいぶ度胸もついてきたっていうか。
もうなるようになれーーーーって感じ。
でも、実際陣痛が来たら痛くて大騒ぎするかもしれないんだけど。。

私はとにかく心配性の恐がりなので、他人が見たら「そこまでやるか」ってくらい、なんでも調べまくり準備万端で臨むタイプなので、実際にそのことが起きてみると、「想像よりたいしたことなかった」って結末が多いのです。
出産もそれを期待してるんだけど。。。

でも、アメリカで良かった。もしこれが無痛分娩じゃなかったら、陣痛への恐怖は数十倍だっただろうし。
アメリカの病院は患者にとても優しくて、些細な検査で異常なしだとナースは「うん、パーフェクトよ」とか褒めてくれ、医師に私がしつこいほど、あれこれ質問しても、「Yucca、大丈夫!○○で××だから、心配することなんて全然ないよ」と笑顔で励ましてくれる。先生のやさしーい笑顔を見るとなんだか安心するんだよな~。
(同時に「ほんとにっ?」と心配になって、家に帰ってから先生の言ったことの信憑性をネットで調べたりもする疑り深い私)
先生は、私が怖がりのWorrywartなのをよく知ってるから、きっと怖くないよう痛くないように、万全を尽くしてくれると信じて頑張るしかないよね。

ということで、いつ本陣痛が来てもいいように寝ます。
でも、今のところ痛みまではいかないので、明日はまだ家で「その日」にはならなさそう。