蒼い空の下で

文系男子の何気ない1日を記します。

夏のあとがき

2020-08-24 22:00:31 | 2020年学童野球
2020年8月22日 午後12時40分―

「歩夢が引退する時、我が家もマリナーズを卒業や」
応援に来てくれた喬博さんが私に会うなり、そう言ってくれた。
「明日はまっちゃんも応援にいくでな」
前日の夕方、典子さんが自宅まで激励に駆けつけてくれた。
公子さんも典子さんも喬博さんもまっちゃんもみんなスタンドから見守ってくれていた。
また、森さんや富田さんもいつもながら遠くから応援してくれていた。

歩夢は、年中組の頃からマリナーズの試合に連れ廻した。
「コーホーさん(広報係さん)」
上級生の保護者からそう呼ばれていた時期である。
今でこそ生意気だが、当時は麻衣ちゃんや美紀ちゃん、そして奈尾美さんからも随分と可愛がってもらっていたものだ。

この2日間、色んなチームの指導者や保護者から歩夢の事で話しかけられた。
「ありがとうございます。」
ただこの言葉だけを返すばかりだった。
蒼空の時もそうだったが、歩夢にも本当に幅広い人達との繋がりを持たせてもらった。

初日の大飯スリーアローズとの試合。
歩夢が打席に立つと、守備につく志優が合図を送っていた。
塁に出ると何やら喋っている風にも見えた。

また、青郷クラブとの試合では、急きょ登板してくれた弥満登が歩夢を相手に全力で投げ込んできてくれた。
結果はフォアボールだったが、試合後私を見るなり弥満登はこう言ってくれた。
「歩夢ときちんと勝負できなくてすみませんでした」
そんな事は何もない。
その様子を見ているだけで嬉かった。

高浜クラブの果也や優希とは、日頃から通信で会話していた。
「ひじは大丈夫か」
「歩夢の投げる球は打ちやすいで」
「ボーイズかそれとも野球部か」
この日、会場から出ていく際、歩夢を見つけるなり車内から手を振っているのが分かった。

マリナーズの試合は歩夢の走塁ミスで幕を閉じた。
この1年間の全てが最後の最後で出てしまったそんな試合だった。
同級生の柾樹と未夢と理奈。
野球から外れても良き理解者になってくれている。

礒辺さんや雄介、大作に松原に繁さん。
怒りたい事も山ほどあっただろうが、それでも私達夫婦に気を使って我慢させていた。

学童野球を通じて歩夢に関わってくれた全ての人に感謝する。
そして将来、こうした人たちに成長した姿を魅せる事で恩返しをしてほしいと願う。
                      
                                                                                       おわり
コメント (2)
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マクドナルド杯大飯郡予選第1日目

2020-08-22 21:36:19 | 2020年学童野球
この日は、秋季支部大会を兼ねる公式大会でした。
春先の自粛期間を経て辿り着いた特別な夏。
試合が出来る喜びを感じながら過ごした1日でもありました。
今大会は有難いことに5チームによる総当たり戦で繰り広げられ、今日明日と2試合ずつが予定されます。

当団の結果は1勝1敗。
大飯スリーアローズとの試合では、4点を先制されましたが、逆に6点を奪う滑り出しとなりました。
相手守備のわずかなほころびから点数を挙げ、更に主軸の快音で追加点奪った序盤でした。

その後は、逆転を許すも何とか食らいつこうとする様子が覗えました。
しかし、守備面の弱さから大量失点を許してしまい、結局10点差を付けられたところで敗北を喫しました。
普段の練習から出来ていない事は、やはり出来ません。
横綱を相手に7点を奪えた事は嬉しい事でしたが、それ以上に若狭和田というチームの弱さを感じられるものでした。

続く名田庄スピリッツとの試合は、相手の失策も重なって得点を奪えた流れでした。
ただし相手は、まだ成長途中にある下級生達なので、今後の成長が見どころと言えます。

勝ったとはいえ、この試合でも打球に対する反応の遅さや走塁の遅れなどが見受けられました。
点数が奪えた試合だからこそ、こうした部分もしっかりとしておきたかったところでした。

明日は、高浜クラブと青郷クラブとの試合を予定します。
1試合目・高浜戦の先発は、1か月前の夏季大会大敗後から決まっています。
今度はいい試合になるよう、頑張ってもらいたいと思います。
いよいよ6年生にとって残すところ2試合のみとなりました。
今後、仲間になるであろう相手達と、明日は真剣勝負を挑んでもらいたいと思います。
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明日は次男坊の公式大会

2020-08-21 22:27:55 | 2020年学童野球
現在は、新型コロナ第2波と呼ばれるようです。
少しずつこの近辺にも押し寄せようとしています。
帰省やBBQでも感染報告がある状況の中でどのような生活をすべきなのか。
正直、正しい答えはないように思います。

さて、この日はようやく迎えた金曜日。
9連休明けの出勤だった今週は、とても長く感じられました。
連日の酷暑ですが、最近はエアコンを使用せずに寝ています。
その為か暑さで朝早くから目が覚める状況です。

この日も厳しい暑さの中で1日を終えました。
相変わらず流す汗の量。
ビールではなく青汁やトマトジュースでリカバリーです。
こんな日のお昼は、カレイの煮つけ定食。
付け出しのなますにも惹かれて手に取りました。

今夕、仕事を終え帰宅すると、長男坊と一緒に野球をしていた子の母親が差し入れを持ってきてくれました。
次男坊にとって最後となる大会が明日から始まります。
この世代の保護者の方々には、当時次男坊の面倒をよく見てもらいました。
そして今も尚、気に掛けてもらえる事を本当に嬉しく思いました。

この日の次男坊は、年下の子達とグラウンドで練習をしました。
ジョギングの途中、足を止めて少しだけグラウンドの中へ入りました。
こうした年下の子がいてくれたからこそ、我が家も最後までやってこれたと思っています。
最後になる4試合は、粘り強い気持ちを持って最後までやり抜いてほしいと思います。

明日は土曜日。
24時間テレビでも見たいと思います。
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聞こえるようになった鈴虫の鳴き声

2020-08-18 21:14:04 | 日々
年間ベースの国内総生産が27.8%減と発表がありました。
リーマンショック時を大きく超え、戦後最悪のマイナス成長になったようです。
世界的な都市封鎖による輸出量の減少や旅行業や飲食業の不振がその影響と言えます。
先行きが不透明な世の中ですが、光が差し込んでくれる日まで辛抱強く凌いで行きたいところです。

さて、昨日は浜松市で国内最高気温に並ぶ41.1℃が観測されました。
また、この辺りでも連日のように35℃近くの気温が続きます。
とはいえ、夏の峠を越したのか日の出と日の入りの時刻も変化してきました。
厳しい残暑が続きますが、もうしばらくは我慢のしどころであります。

8月も半ばを過ぎ、75回目の終戦記念日を終えました。
また、6日間に渡って繰り広げられた甲子園交流試合も終えました。
こうした中、この日はやや暑さが和らいだ1日だったようです。
こんな日のお昼は、いわしの蒲焼き定食。
ごはんを大盛りにして頂きました。

日課になった夕方のジョギングと毎晩の素振り。
この日は、グラウンドで練習する団員と保護者をジョギング途中で見掛けました。
そこには、小さな妹達も一緒して練習に励まれていました。
その様子が遠くから見えたので、この日はランニングコースを変更してグラウンド前を横切って戻りました。
我が家もそうですが、チームの為にも自分に出来る事だけはやり遂げたいところです。

今朝の紙面には、市長杯高校野球大会の組み合わせが載っていました。
しかしながら、選手と指導者を除く無観客での開催との事です。
来年には、こうした事から上向いてくれるよう願うばかりです。

明日は水曜日。
あいつ今何してる?でも見たいと思います。
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最後の練習日

2020-08-16 21:22:47 | 2020年学童野球
この日も連日の猛暑日でした。
照り付ける日差しは、夏場独特ともいえる痛さを感じるもの。
昨今の練習は、こうした暑さとの闘いとも言えました。
気付けば8月も半ば。
最後の公式戦が1週間後に迫りました。

来週の大会に向けて特に背伸びする必要もありません。
今ある実力を如何に発揮するかです。
連日の練習では、バッティング練習を気分よく行え、力む事なくバットが振れていた子もいました。
上位打線は期待に応えられるようなバッティングを。
そして、下位打線は上位打線に廻せるだけの粘り強さを期待しています。

今期から導入された投球数制限。
複数人のピッチャーが必要となりました。
昨日には、投球を控えていた6年生がようやく始動しました。
不安要素の大きい守備面ですが、今日の守備練習でも大きな不安感は見受けられました。
しかし、マウンドに立つ子の為にも1つのアウトを確実に取ってほしいと願っています。

この日は、卒団生保護者から差し入れを頂きました。
最近では、たくさんの卒団生や保護者が応援に来てくれます。
こうした事も含め、たくさんの人がチームの後押しをしてくれている事を再認識させられました。
子ども達には、最後までみんなに応援してもらえるような懸命な姿を魅せてほしいと思います。
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