蒼い空の下で

文系男子の何気ない1日を記します。

4年ぶりのベスト4入り

2022-07-24 18:27:02 | 基本凡事徹底
第104回全国高等学校野球選手権福井県大会準々決勝。
前日、啓新と北陸がひと足早く4強入りを決めました。
そしてこの日は、若狭と敦賀気比がそれぞれ勝ち上がりました。
2万人が収容される県営球場。
広々とスタンドには、学童野球時代の幼馴染やその保護者の姿、また学童野球時代の後輩やその保護者の姿が見えました。
そして、知人や友人など数え切れない程の人達が見に来てくれました。

この日の相手は、秋季大会で敗れた大野。
案の定、試合は最後までもつれ込みました。
大野の主軸は県選抜で一緒した2人。
バッターボックスに立つ風格は、他とは全く違うものでありました。
予想通り数少なかった好機。
得点圏にランナーを進めた場面で、2度タイムリーを放ったこちらに軍配は上がりました。
終わってみれば2対1というロースコア。
常にワンチャンスでひっくり返される状況と隣り合わせでしたが、最後まで耐え凌ぎました。

試合後、県選抜で一緒だった保護者の方々が私の元まで来てくれたので、思わずの出来事に感極まってしまいました。
上庄の晴紀と心暖は、県選抜のセレクション会場で一番最初に顔を合わせました。
蒼空を連れて会場を歩いていた時、まず初めにこの2人と挨拶を交わした事が私の記憶に残っています。

あれから3年が経ち、今度は敵として再会しました。
いつかこういった日がやって来るであろうと、常に思い描いてきましたが、やはり現実になると何とも言えない想いになりました。
感慨深くなっている暇もなく、いよいよ挑む舞台は準決勝。
月初の練習試合で大敗を喫した北陸がその相手です。
24校が去っていった中、まだ野球がやれている事を噛み締めながら堂々とした姿で挑んで貰いたいと思います。
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