蒼い空の下で

文系男子の何気ない1日を記します。

高円宮賜杯第39回全日本学童軟式野球大会福井県予選第2日目

2019-06-02 20:18:02 | 2019年学童野球
大会2日目は、2回戦と準々決勝が行われ、木田(福井)・鳥羽(鯖江)・春江(坂井)・社北(福井)が勝ち名乗りを挙げました。こうした中、嶺南勢は全て初戦で敗退する残念な結果に終わりました。福井県知事杯では嶺南勢の活躍が聞けるよう、地区全体のレベルを上げていきたいところです。
さて、2回戦から登場した若狭和田は、今庄(南条)がその相手でした。近隣会場といった事もあり、保護者をはじめ、数多くの在団員やOB保護者が応援に駆けつけてくれました。
試合は均衡した投手戦となり、終始息の詰まる試合展開になりました。予想外にも、こちらが先制点を奪う滑り出しでした。また、守りでは幾度なく迎えたピンチも好守から凌いでみせました。ところが4回、ダブルスチールからミスを誘われた他、タイムリーを浴びるなどして逆転を許しました。続く5回にも、得点圏に走者を背負う場面からタイムリーを浴びて1点を献上。試合は最後まで緊迫しましたが追撃及ばず。結局1対3で敗れる結果となりました。

【ピッチャーのできが試合を作り出す】
先発した太良(6年)がピンチを背負う場面でも、耐えてくれました。1試合を通じていくつかのWPもありましたが、それでも安定した投球ができていたように思います。この日のような投球が出来れば、緊迫した試合展開へと持ち込むことができます。今大会の経験を活かし、太良には勝利をもたらせるピッチャーへと成長してもらいたいと思います。

【失策を最小限に出来た試合】
センター・湊志(6年)とサード・歩夢(5年)の守りから守備のリズムが作り出せました。分岐点となった6回の守りでは、1アウト満塁の場面で内野の好守備から無失点で切り抜けました。また、失点を許した4回・5回でも、しっかりと後続を断ち切れた事から最少失点で抑えられました。そんな中、今後はPBやWPといったバッテリーミスを減らす事が、更なるレベルへと引き上げるのかもしれません。

【勝てなかった大きな差】
現チームが県大会で勝つには何もかもが不十分であります。昨日、ホームグラウンドへ戻って今庄戦へ向けた練習を行いましたが、指導者が戦略を伝えても、何一つ理解が出来ていない子も多く見受けられました。正直、大飯郡支部ならば、ただ打って走って守る野球でも勝てるかもしれません。しかし、県大会では1点を守り切る野球や1点を奪いにいく野球ができなければ、勝利は呼び込めません。指導者の考える戦略が伝わらないのは、子供達が野球を知っていない証拠です。物事を応用するには、基本を分かっていなければ出来ません。県で勝つには、ルールや野球の基本的な流れを知っていてもらわなければなりません。今後、チーム力を伸ばす為にも、見過ごしてきたこうした部分を解消していきたいところです。

敗れはしたものの、今大会は子供達を成長させました。一度、県大会の雰囲気を味わってみると、やはりもう一度その舞台に立ってみたいと思わされます。まだ県大会へ繫がる大会は2つ残っています。今回、いい勝負が出来ましたが、それでも誰もが納得のいく試合だったとは言えませんでした。もう一度チーム力を上げて、この日の忘れ物を取り戻しに行きたいと思います。
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