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本好きの下剋上 第五部 女神の化身 2巻 ノベル ネタバレ感想

2024年01月05日 21時52分00秒 | 漫画と本とアニメとドラマとCD
本好きの下剋上 第五部 女神の化身 2巻
ノベル、香月美夜
イラスト、椎名優
転生モノ ファンタジー小説。

今巻は、おそらく最終である第五部の
登場人物や登場する領地のチカラ関係や
この世界での常識なんかを整理しながらも
怒涛のように話が進んでいきました。


この世界でのチカラ関係による
常識や認識の違いがわかりやすいように
フェルディナンド視点で始まり
本編は基本主人公のローゼマイン視点ですが、
他領の上位貴族リュールラディ視点
ダンケルフェルガーのハンネローネ視点
中央第一王子のジギスヴァルト視点、
エーレンフェスト領主ジルヴェスター視点
(エーレンフェストはローゼマイン所属領)
となります。


アーレンスバッハでの
フェルディナンドの生活は今のところ安定
そのため、ローゼマインからの秘密の報告書を
読んでは“何でそうなる!?”と
頭を痛めてます。
ローゼマインのことを考える余裕があるだけ
良かった良かった。

ローゼマインの方は、
王族から呼び出し、
ダンケルフェルガーの神事、
イライラのお茶会で
根も歯もない噂
(養父ジルヴァスターに邪険にされてる等)に
ブチ切れて貴族院での奉納式を企画して
エーレンフェストでは神殿に行くのは
酷いことじゃないことを証明したい
そして神殿への忌避を減らしたい、
ついでに王族に魔力の奉納が足りてないなら
あげてしまおうとなります。

同年代ばかりの貴族院の子たちだと
ローゼマインに言いくるめられてしまい
決定してから領主への報告になるので、
養父ジルヴェスターは頭を抱え
養母フロレンティアは倒れます。

それぐらいのことをしてることを
知らずにグイグイ進んでいく
エーレンフェストの貴族院生たち。

王族の方はローゼマインというか
その背後にいると思われてる
フェルディナンドが何か仕掛けてくるんじゃと
ピリピリしてます。

フェルディナンドの指示じゃなす
ローゼマインのやらかしなんですけどね。

そのせいでフェルディナンドの心象が
どんどん悪くなって命が危うくなってることを
ローゼマインは気づいてません。

中央第二王子アナスタージウスと奥様が
味方だと思い込んでるし、
(ローゼマインが思ってるほどではない)
第三王子ヒルデブラントは本好き友達だし
(ローゼマインに片想いは当然気づかず)
中央は仲良し領の思ってそうなローゼマイン。

エーレンフェストからしたら
雲の上の中央だし、
中央の誰かの逆鱗に触れれば
エーレンフェストなんてひとたまりもない
ということはやっぱり実感として感じてない
ローゼマイン。


王様は、今回はローゼマインの様子見なので
とりあえずローゼマインに合わせてくれたけど
この結果がローゼマインの運命を変えそうな
気がします。
(中央から見たら利用できないなら
消したい存在になった気がする。)



そして、上位のダンケルフェルガーの
領主候補生レスティラウトから
ローゼマインを嫁に来いと挑発されて
逃げ切れなくて嫁とりディッター勝負へ。

何が何でもダンケルフェルガーに
ローゼマインを渡すわけにはいかない
エーレンフェストは、
何でもありの総力戦。

ダンケルフェルガーも
なりふり構わずです。

しかし他領の連合して横槍に入り
“ローゼマイン争奪戦”へと雪崩れ込みます。

もうディッターですらない状態になり、
ダンケルフェルガーの宝(嫁)ハンネローネが
ヴィルフリートの手を取り
エーレンフェスト陣地に避難。

そこに仲裁としてアナスタージウス登場。

避難の為とはいえ
ハンネローネがエーレンフェスト陣地に
入ったため、勝負はエーレンフェスト勝利。

アナスタージウスが
状況説明を聞こうとするけど
ローゼマインは魔力切れで
フラフラなので退場です。

ヴィルフリートは勝負の無効を主張
するけど、レスティラウトが却下。

ダンケルフェルガーはディッター命なので
そこら辺は頑固です。

ハンネローネは、ダンケルフェルガーなら
死んでも出てはいけない場面で
ヴィルフリートの手を取ったわけで
責められますが、
“ハンネローネはヴィルフリートを
想ってたから嫁に行きたいので手を取って当然”
というような流れになり、
ヴィルフリートの手を取った瞬間に
想いを自覚してしまってたので
強く否定も出来ず。

なのでダンケルフェルガー的には
ディッターはハンネローネの勝利扱いっぽい。


そんな感じで以下次巻。



エーレンフェストは、
ローゼマインが危ないことをしないよう
抑えることに精一杯で、
ローゼマインが優秀であり
豊富な資源となることを分かっていても
それが他領から見れば
喉から手が出るほど欲しい人材になることへの
自覚が薄いことが、
今回の嫁とりディッターで明るみに出ました。

そして、
ローゼマインはヴィルフリートとの婚約を
王から承諾を得てるのに、
翻せるものだと証明してしまったことになると
アナスタージウスに怒られますが、
多分お説教ぐらいに感じてるんだろうな。

アナスタージウスからしたら、
はらわた煮えくりかえり案件だと思うけど。

ちゃんと響いてなさそうで
アナスタージウスに同情します。


しかし、ヴィルフリートは
ローゼマインを手放したら
自分の地位は危ういのだということは
重く感じているようです。

ローゼマインはそんなこと感じてないけど。

出自を偽ってるローゼマインは
他領に出てしまえば、
二度と肉親には会えないし見ることできない
ということは思ったようです。

でも、本気で感じてはいない気がする。

他領にいっても何か方法があるんじゃないかと
思ってるフシがあるように思えます。

さぁ、さまざまな想いが交錯しだしました。

ここから怖い方 危ない方に転がっていくのは
目に見えてます。

それでも、とんでもないことして
切り抜けるんだろうと信じよう。

フェルディナンドが幸せになれますように。



         
            
             









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