グランマの憂鬱 10巻
漫画、高口里純
今夜、ドラマ第7話の放送日です。
萬田久子さんが美しく凛とした素敵グランマ。
さて10巻のお話。
軽トラの運転で
軽い衝突事故を起こした女性2人、
最初は軽くて良かったと笑い合ってたのに
息子に迎えに来てもらうのに電話すると言って
聞こえてきた会話で“ぶつけられて”という
ワードが聞こえてくる。
お互いの不注意でぶつかったのに、
一方的に悪いことにされたと憤慨し喧嘩に。
それはどんどんエスカレートし
話もエスカレートして
ニュアンスが変わっていき
周りを巻き込んで派閥まで出来てしまう。
それを見かねたグランマが
喧嘩両成敗かと思いきや、
現場を見たわけではないのに
こっちの味方だあっちの味方だと
大騒ぎしている周りに喝っ！
年寄りとは記憶が曖昧になっていくもの、
きちんと第三者である目撃者を探して
事実を見極めるようにという。
今回は、お孫ちゃんたちが通園バスから見てて
ごっつんしても2人が笑い合ってて
良かったと思ったんだよと話してくれる。
お孫ちゃんのファインプレー。
次はお嫁さんの友達の女性が
別の場所で田舎暮らしを始めるも
馴染めずに挫けそうになっていて
お義母さん（グランマ）に一緒に見に行って
何かアドバイスがほしいというもの。
他所のことに口出しは出来ないといいつつ
ついてきてくれる優しいグランマ。
普段なら喝を入れるとこだけど
他所者の話は聞かないだろうから
自分で活路を開くよう努力なさいとら
その女性にエールを送る。
突き放したかに思えたけど、
結局はグランマが苦言を呈してくれて
きちんと話し合いができることになる。
山を歩いてたら
百目鬼村に迷い込んでしまった
学生の男性グループ。
怪談話に出てくる不思議な村に
来てしまったのではないかとビクビクしてると
全てがそう見えてしまう。
ケータイの電波も繋がらないし
親切すぎるのも怖い。
怖いから逃げ出そうとすると
何かに襲われそうになり
家の子に“逃げて”と言われて
一目散に逃げる。
不思議な体験だったなと思っていたら
女学生に百目鬼村じゃないの？と言われ
確かめに行く。
そしてあの時の子供に出会い
襲ってきたのは鹿で
何にも不思議なこともない
親切にされていただけだったとわかり
謝罪してお礼を言う。
というお話。
村のお婆さんが孫が忘れていたったDVDを見て
ハマり “推し” に夢中になる。
夢中になりすぎじゃないかと
心配するお爺さんだけど、
良いことじゃないかとグランマに嗜められる。
推しがいて、元気になるのは良いことです。
そんな感じの今巻でした。
やっぱりグランマはスパッとしてて
スカッとして良いです♪
