ビンテージ・ドラムとおやじバンド

ビンテージ・ドラム(1946~1978)コレクションの紹介。

60’ACROLITE-404

2007-11-08 12:08:41 | ビンテージ・ドラム
PRE-SERIAL の時代を経て1963年後半、アルミニウムのフープとラグを強度の高いスチールに替え、シェルの継ぎ目がない、ACROLITE-404 が完成されました。LUDWIG 社はこのAcrolite をnew Acousti-Perfect seamless shell design と発表しています。アルミシェルをシームレスにした画期的なスネアとして、現在までも多くの愛好者が使用しています。

ULTRA-LITE-2

2007-11-07 15:41:05 | ビンテージ・ドラム
PROTO-TYPE のBaseball-bat-muffler-TYPE をご紹介します。写真を見てお気づきの方もいらっしゃると思いますが、ストレイナーの位置が変わっていて正面からは見えません、8Lugs のどこが適しているか試案中なのでしょう?(現在の Acrolite-404 はバッジのすぐ横にストレイナーが付いています、下の写真と同位置です)フープ(リム)もラグも柔らかいアルミニウムでできているので、とても軽く2.6kg しかありません、wood-shell と同じ位の重さです。音はとってもソフトで LUDWIG らしい優しい音です。世界に200台しかないスネアの2台がここにあります。

ULTRA-LITE

2007-11-04 18:15:08 | ビンテージ・ドラム
通称 Ultra-Lite と云われる PROTO-TYPE(試作品)として1960年に200台だけ製作されました。全てアルミニュウム製(Lugs,Hoops,Shell)で、Shell の溶接までアルミを使用しています。1960-1963 頃はLUDWIG 社にとって改革の時期にあったのでしょう、1960年からBrass-Keystone-badges に移行し63年までの3年間は、serial-number の無いpre-serial の時期でした。後にご紹介するSupraphonic-400 もこの3年間、BRASS,STEEL,ALUMINUM と試行錯誤の時代の様でした。したがってミュートも Round-knob-muffler と Baseball-bat-muffler とありました、このスネアは Round-knob-TYPE で時代を象徴しています。このPROTO-TYPE のラグとフープをスチィールに変更し、壊れにくいスネア、 ACROLITE-404 が完成しました。