ビンテージ・ドラムとおやじバンド

ビンテージ・ドラム(1946~1978)コレクションの紹介。

70’SUPER - SENSITIVE - 410 Black Beauty

2007-11-23 14:12:51 | ビンテージ・ドラム
Ludwig ファンなら彫刻が施されたブラック・ブラス・シェルでご存じの ブラック・ビューティーのスーパーセンシティブです。
B.Bの名前の由来は1924年2月12日、ポール・ホワイトマンがニューヨークのエオリアン・ホールでの「ラプソディー・イン・ブルー」の初公演(ピアニストは作曲家でもあるガーシュウィン)の際、ドラマーのジョージ・マーシュが叩いていた「Ludwig & Ludwig Deluxe」モデルを、そのルックスとサウンドの良さから、指揮者であるホワイトマンが「Black Beauty」と呼んだところから名付けられ、大変人気を博しました、1940年頃戦争と伴に製作は中止され、Wood を主にしたスネアが主流になりました。そして1977年再び『加工ブラス単板のシームレスシェル』の Black-Beautyとして復活しました。この410-B.B はノーマルで彫刻が施されていません、当時の文献によるとB.B の生産台数が制限され、特にSuper-Sensitive は数が少ない様です。また彫刻がないブラック・ビューティーも少ないようです。

70’SUPER - SENSITIVE - 410

2007-11-23 14:09:19 | ビンテージ・ドラム
Super-Sensitive はLUDWIG 社がSuper-Ludwig にParallel-Mechanism のストレイナーを装着して1924年から製作が開始されました。パラレルアクションの全面当たりスナッピーが特徴で、当時はオールブラスのスネアでした。60年代までSuper-Sensitive もブラス製であまり人気がありませんでした、そこで1968年にラディアロイの Supraphonic のシェルに替え、ストレイナーも P-70 STRAINER に変更したことにより、70年代のB/OバッジからSupraphonic 400 と並び完成の域に達し、大変な人気を博しました。当時のプロドラマーはお洒落なアイテムとして、必ず持っていたようです。