通称 Ultra-Lite と云われる PROTO-TYPE(試作品)として1960年に200台だけ製作されました。全てアルミニュウム製(Lugs,Hoops,Shell)で、Shell の溶接までアルミを使用しています。1960-1963 頃はLUDWIG 社にとって改革の時期にあったのでしょう、1960年からBrass-Keystone-badges に移行し63年までの3年間は、serial-number の無いpre-serial の時期でした。後にご紹介するSupraphonic-400 もこの3年間、BRASS,STEEL,ALUMINUM と試行錯誤の時代の様でした。したがってミュートも Round-knob-muffler と Baseball-bat-muffler とありました、このスネアは Round-knob-TYPE で時代を象徴しています。このPROTO-TYPE のラグとフープをスチィールに変更し、壊れにくいスネア、 ACROLITE-404 が完成しました。
このDownbeat-Snare は 1967年製でストレイナーはP-84 Small Pioneer Strainer を装着しています、ラグも Replacement Piccolo Lug で錆など全くない、フル・オリジナルのとても美しいブラック・オイスターのスネアです。