●色彩俳句434・~色30・松井国央1・2019-06-05(水)
○「マニキュアの暮色砲台は裏から饐え」(松井国央1)
○季語(饐える・三夏)(→「俳句の殿堂」より引用)【→色彩俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:「饐える」に近い季語は「飯饐える」(三夏)。砲台の表は砲口の側。裏とは人間が操作する側か。マニキュアの暮色とは「深紫」あたりの色か。
●松井国央(まついくにひろ)
○好きな一句「父抜けてゆきし網戸を母も抜け」2
○季語(網戸・三夏)(「俳句界201303別冊・平成名句大鑑」より引用)
【Profile】:1941年東京都出身。1958年より小倉緑村・佐伯昭一両師に師事、「山河」入会。「山河」賞受賞。2016年まで「山河」主宰。
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