●方法俳句439・比喩(直喩)=めく10・森田純一郎1・2019-07-11(木)
○「クレーンの恐竜めくや夏の海」(森田純一郎1)
○季語(夏の海・三夏)(「今はじめる人のための俳句歳時記(角川学芸出版編)」より引用)【→方法俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:巨大なクレーンが大きく動きながら作業が進んでいく。海浜の工事現場だ。クレーンの首は逆光に黒い影となり、まるで恐竜の首のようである。
●森田純一郎(もりたじゅんいちろう)
○好きな一句「すぐ乾くマンハッタンの夕立かな」(『マンハッタン』2002)2
○季語(夕立・三夏)(「俳句201707」より引用)
【Profile】:1953年大阪市出身。「かつらぎ」創刊主宰→阿波野青畝、2代目主宰、父・→森田峠に師事。1986年「かつらぎ」へ投句開始。1994年「かつらぎ」同人。1998年「かつらぎ」新人賞受賞。2013年「かつらぎ」副主宰から主宰。
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