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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■方法俳句562「陶片を持ち上げてゐる霜柱」(『釉』2006)(白石多重子)

2021-12-23 04:56:00 | 方法俳句

○方法俳句562・擬人12・白石多重子01・2021-12-23(木)
○「陶片を持ち上げてゐる霜柱」(『釉』2006)(白石多重子01)
○季語(霜柱・三冬)【→方法俳句-索引1索引2索引3索引4索引5 →俳人一覧(いいいたうえくけこすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~) →★俳句結社索引

【鑑賞】:擬人俳句第12弾。力持ちの霜柱が下から突き上げる。持ち上げられる物が陶器の欠片なんて素敵な光景ですね。

白石多重子(しらいしたえこ)
○好きな一句「春雷や仮縫ひ服にピンを打ち」02
○季語(春雷・三春)(「→天井桟敷からの風景」より引用)

【Profile】:1941年生まれ。→山崎ひさをに師事。「青山」同人。第12回俳人協会俳句大賞受賞。

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