俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○色彩俳句559・紫11・加茂達彌01・2021-12-01(水)
○「手扇ではらふ紫煙や三橋忌」(加茂達彌01)
○季語(三橋忌・初冬)(「→ウラハイ = 裏週刊俳句」より引用)【→色彩俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5 →俳人一覧(あ・いい・いた・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~) →★俳句結社索引】
【鑑賞】:今日は三橋敏雄の忌日(2001)。室内のほとんどが禁煙となった現在においてはもう見られない光景であろう。煙たい紫煙をけむたい顔をしながら手を扇にして払う。「手扇」とは手で「No!」と言う仕種である。
○加茂達彌(かもたつや)
○好きな一句「日本列島ほどよく折れて花冷えす」02
○季語(花冷・晩春)(「俳句界201303別冊・平成名句大鑑」より引用)
【Profile】:1935年東京都出身、中野区在住。1970年→高柳重信に師事。以後終刊まで「俳句評論」同人参加。「面」同人。「蟆」主宰。1971年第1回六人の会賞受賞。