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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五体俳句463・指17・はりまだいすけ01・2019-12-30(月)

2019-12-30 04:56:00 | 五体俳句

●五体俳句463・指17・はりまだいすけ01・2019-12-30(月)
○「紙で指切り歳晩の赤き月」(『白樫』1988)(はりまだいすけ01)
○季語(歳晩・暮)(「俳句201707」より引用)【→五体俳句-索引1索引2索引3 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:この一年は果たしてどうであったのか。紙で指を切って少し血が滲んだ。窓からは冬の赤い月が見える。

 

●はりまだいすけ(はりまだいすけ)
○好きな一句「はんざきの水に焚書の煤とんで」02
○季語(はんざき・三夏)(→「俳句界201303別冊・平成名句大鑑」より引用)※【焚書ふんしょ】:書物を焼き捨てること。【はんざき】:山椒魚。

【Profile】:1933年兵庫県三木市吉川町出身。1951年より俳句を始める。→粟津松彩子、→橋本鶏二の選を受ける。後、→波多野爽波、→森澄雄に師事。「」同人、「」同人・編集長を経て1986年「」創刊・編集長。2016年「斧」主宰継承。


はりまだいすけ掲載句
03山の日のとろりと囮鳴きにけり(山の日・初秋)〈方法661・オノマトペ92〉2024/8/11

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