俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●次元俳句461・裏返る(空間)1・浅沼璞01・2019-12-15(日)
○「手をあげて冬天にうらがへるなり」(浅沼璞01)
○季語(冬天・三冬)(→「週刊俳句HaikuWeekly」より引用)【→次元俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:あげたてのひらが裏返るだけではない。身体全体が裏返るのである。12月。冬の天の下で人人は何枚もひらひらと漂う薄さである。
●浅沼璞(あさぬまはく)
○好きな一句「きよしこの夜の浴槽たたきける」02
○季語(きよしこの夜・仲冬)(「俳句四季201606」より引用)
【Profile】:1957年東京都出身。俳人、連句人(レンキスト)。「俳諧無心」「群青」所属。創案の連句形式「オン座六句」の普及につとめる。