俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五感俳句459・感情14(悲哀)・老川敏彦01・2019-12-02(月)
○「悲しみの目のきは立ちしマスクかな」(老川敏彦01)
○季語(マスク・三冬)(「増殖する俳句歳時記」より引用)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:口はマスクによって塞がれている。そして「目はくちほどに物を云う」のであるが、なんとも物悲しい眼差しである。
●老川敏彦(おいかわとしひこ)(1937~2016)
○好きな一句「駄菓子屋の玻璃窓明り水温む」02
○季語(水温む・仲春)(→「現代俳句管見(八)米山光郎」より引用)
【Profile】:埼玉県出身。1969年「秋」に入会、→石原八束に師事。「昴」主宰。