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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●方法俳句034・再発見04・波多野爽波

2011-03-31 06:52:20 | 方法俳句

●方法俳句034・再発見04・波多野爽波

 

●「骰子の一の目赤し春の山」(波多野爽波01)

○季語(春の山・春)

【鑑賞】:骰子(さいころ)の一の目が赤いことに気がつきました。普段よく見るさいころです。新発見ではなく、さいころの再発見といえるでしょう。句の方法としては「→配合」の句です。

 

波多野爽波(はたのそうは(1923~1991

○代表句「金魚玉とり落しなば舗道の花」02

○季語(金魚玉・夏)

【Profile】:東京都出身。京大経済学部卒。1934年より俳句を始める。→高浜虚子に師事。1940年に「ホトトギス」初入選。1953年より「」を創刊主宰。徹底した写生主義をとなえた。

波多野爽波掲載句
03「石に反る厨草履や初比叡」(初比叡・新年)〈次元・反り(空間)〉2016/1/4

04「茸筵この傾きを良しとする」(茸筵・晩秋)〈特集・傾く俳句〉2017/10/6

05「花満ちて餡がころりと抜け落ちぬ」(花・晩春)〈方法425・オノマトペ58〉2019/4/4

 

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