俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五体俳句407・くちびる6・野間口千賀1・2018-11-27(火)

2018-11-27 04:56:00 | 五体俳句

●五体俳句407・くちびる6・野間口千賀1・2018-11-27(火)
○「くちびるに冬陽あつめて菩薩かな」(野間口千賀1)
季語(冬陽・三冬)(→「現代俳句データベース」より引用)【→五体俳句-索引1索引2索引3 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:菩薩像を見学している情景でしょうか。方方から室内に射し来る冬陽の日矢が、菩薩の唇へと収斂しているのです。

 

野間口千賀(のまぐちちか)(1922~2016)
○好きな一句「形象への未練に歪む雪だるま」2
季語(雪だるま・晩冬)(引用同上)

【Profile】:高知県出身。「天街」代表。2006年鹿児島県現代俳句協会会長、2012年現代俳句協会名誉会員に就任。

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