●特集俳句405・酒呑俳句2-4おでん酒・久米三汀3・2018-11-16(金)○「おでん酒あしもとの闇濃かりけり」(→久米三汀3)○季語(おでん酒・三冬)【→特集俳句-索引1・索引2・検索3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:「ちくわ」に「がんも」「牛すじ」「だいこん」「はんぺん」などの煮える大きなおでん鍋に、燗酒用のアルミのちろりが差し入れられる。おでん屋台。カウンター上の熱気と喧噪とはうらはらに、簡易椅子の足許には静かな冬の闇が押し寄せている。
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