俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●方法俳句367・オノマトペ46・嵯峨根鈴子1・2018-2-22(木)
○「てのひらのどろんと甘き山火かな」(嵯峨根鈴子1)
○季語(山火・初春)(「俳句201202」より引用)【→方法俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:手のひらをなめたわけではないでしょう。「どろんと」のオノマトペは忍法を繰り出す時あたりに使われそうです。いずれにしても近景の「甘きてのひら」と遠景の「山火」(山焼きの火)は取り合わせの関係にあります。
●嵯峨根鈴子(さがねすずこ)
○好きな一句「白地図を踏む一匹のかぶとむし」(第3回俳句朝日賞候補作品)2
○季語(かぶとむし・三夏)
【Profile】:1949年岡山県生まれ。兵庫県神戸市在住。「火星」を経て「らん」(→鳴戸奈菜発行人)同人。