俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五体俳句0222・頭01・鳴戸奈菜01・2015-04-14(火)
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○「春昼の頭そつくり疲れたり」(鳴戸奈菜01)
季語(春昼) 「しゅんちゅうのあたまそつくりつかれたり」
【鑑賞】:」目鼻などの頭部の部品は数々扱いましたが、なんと全体の「頭」は初登場であります。精神的な疲労。しかも「頭そつくり」丸ごと疲れました。
○鳴戸奈菜(なるとなな)
○好きな一句「岸であることに疲れて彼岸過ぎ」(『月の花』1996)02
季語(彼岸・春) 「きしであることにつかれてひがんすぎ」
【Profile】:1943年京城府生まれ。父鳴戸四風、祖父鳴戸馨舟も俳句を詠んだ。1976年「琴座」(りらざ)に入会し→永田耕衣に師事。1978年同人(1997年廃刊)。1979年→清水径子、→中尾寿美子、江川一枝らと「らんの会」結成。1992年「豈」同人(2003年退会)。1997年第49回現代俳句協会賞受賞。1998年「らん」創刊、発行人。(「ウィキペディア」より抜粋引用http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B3%B4%E6%88%B8%E5%A5%88%E8%8F%9C)
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鳴戸奈菜掲載句
03絵日傘をまわせばどっと日暮れけり(絵日傘・夏)〈特集・傘の俳句〉2016/7/8