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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五体俳句368・鼻梁1・堀田季何1・2018-2-27(火)

2018-02-27 04:56:00 | 五体俳句

●五体俳句368・鼻梁1・堀田季何1・2018-2-27(火)
○「紋白蝶重し病者の鼻梁には」(「メメント・モリ」10句)(堀田季何1)
季語(紋白蝶・初春)(→「関西現代俳句協会」より引用)【→五体俳句-索引1索引2索引3 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:「鼻梁ビリョウ」:はなすじ。はなばしら。病んだ者の鼻梁にとまる紋白蝶。たとえ蝶であっても病んだ者には十分に重い質量となる。

 

堀田季何(ほったきか)
○好きな一句「つばくろとなり葬列をさかのぼる」(「メメント・モリ」10句)2
季語(つばくろ・仲春)(引用同上)

【Profile】:1975年東京都文京区本郷出身。歌人、俳人、翻訳家。短歌は春日井建に師事。2009年、第2回石川啄木賞(短歌部門)受賞。俳句は→小澤實に師事、「」同人。2010年、第3回→芝不器男俳句新人賞→齋藤愼爾奨励賞。第13回澤新人賞。2021年俳誌「楽園」創刊主宰。2022年『人類の午後』で芸術選奨文部科学大臣新人賞、第77回現代俳句協会賞受賞。

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