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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●次元俳句366・国民の祝日(時間)3・山口都茂女1・2018-2-11(日)

2018-02-11 04:56:00 | 次元俳句

●次元俳句366・国民の祝日(時間)3・山口都茂女1・2018-2-11(日)
○「建国の日となり分水嶺を越ゆ」(山口都茂女1)
季語(建国の日・初春)(→「575筆まか勢」より引用)【→次元俳句-索引1索引2索引3 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:「分水嶺」とは実際の山岳なのか、それとも例えなのか。おそらく後者であろう。作者にとっての何か大きな方向性が決まったのが「建国記念の日」だったのだ。

 

山口都茂女(やまぐちともじょ)
○好きな一句「消して点けて長崎ランプ秋深む」2
季語(秋深む・晩秋)(「俳句200310」より引用)

【Profile】:1932年岩手県出身。春日部市在住。1955年西本一都に師事。→遠藤梧逸の「みちのく」同人を経て1996年→黒田杏子の「藍生」創刊参加。1973年第20回みちのく賞、1988年第3回俳句研究賞受賞。俳人協会会員。

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