●五体俳句365・歯6・松尾芭蕉10・2018-2-6(火)○「衰や歯に喰あてし海苔の砂」(1691作)(『己が光』元禄四年1692)(→松尾芭蕉10)○季語(海苔・初春)(→「芭蕉db」より引用)【→五体俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:無くなる3年ほど前の芭蕉48歳の作。海苔の砂がざらと歯にあたって染みた。いよいよこの身も衰えたものだ。海苔は初春の味であるのだが。そして今日は「海苔の日」。
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