俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●特集俳句337・ばかり俳句6・笹本英子1・2017-06-30(金)
○「よい嫁と云われて一ト月ばかり過ぎ」(笹本英子1)
○川柳 「よいよめと云われてひとつきばかりすぎ」【→特集俳句-索引1・索引2・検索3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:佳い嫁で通してひと月ほどが経過した。そろそろ疲れてきた。さて、ゆっくりと自分をさらけ出すとしよう。
●笹本英子(ささもとえいこ)(1910~1964)(※「ヒデコ」の資料あり)
○好きな一句「泣きに出て月夜はいつもいいきもち」2
○川柳 「なきにでてつきよはいつもいいきもち」(「川柳で乗り切る人生のデコボコ道(新垣紀子)」より引用)
【Profile】:鳥取県出身。20歳から大阪砲兵工廠の工員。27歳で島根県の貧しい農家に嫁ぎ、苦労の絶えぬ中で作句を続けた。 川柳番傘いざよい会に入会し川柳番傘草創期に活躍。溝上泰子著『日本の底辺』(未来社刊)のモデルで登場。