俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○五感俳句335・質感=重20・飯島俊子01・2017-06-12(月)
○「花重く濡れゐる雨の七変化」(飯島俊子01)
○季語(七変化・夏) 「はなおもくぬれゐるあめのしちへんげ」(「俳句界201406」より引用)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:多彩な色のある紫陽花の別名は「七変化」。梅雨の雨をしとどに含んで重くなった七変化の花穂です。
●飯島俊子(いいじまとしこ)
○好きな一句「豪農の館巡りぬ花菖蒲」02
○季語(花菖蒲・夏) 「ごうのうのやかためぐりぬはなしょうぶ」(引用同上)
【Profile】:1939年、東京都出身。1994年、「ホトトギス」入会。一時休止後、2011年より「鷹」会員。第15回毎日俳句大賞秀逸、第7回角川全国俳句大賞秀逸他受賞。