俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●色彩俳句335・朱6・佐藤文子01・2017-06-14(水)

2017-06-14 04:56:00 | 色彩俳句

○色彩俳句335・朱6・佐藤文子01・2017-06-14(水)
○「梅雨晴れ間朱色残りし絵筆かな」(佐藤文子01)
季語(梅雨晴れ間・夏) 「つゆはれましゅいろのこりしえふでかな」(「俳句界201608」より引用)【→色彩俳句-索引1索引2索引3索引4 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:〈しゅ朱#eb6101〉の第6弾は絵筆にわずかに洗い残された朱色。梅雨の晴れ間のかすかな陽光に浮かびます。

 

佐藤文子(さとうふみこ)
○好きな一句「涼風の不意に過ぎたる無言館」02
季語(涼風・夏) 「りょうふうのふいにすぎたるむごんかん」(引用同上)

【Profile】:1945年、三重県名張市出身。1966年→穴井太に出会う。「天籟通信」同人。1985年信濃俳句会を発足させ「信濃俳句通信」創刊、主宰。甲信地区現代俳句協会副会長他。


佐藤文子掲載句
03風にじむ九月邂逅抱きしめて(九月・仲秋)〈色彩547・滲み1〉2021/9/8

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