俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○五感俳句337・質感=重21・成井侃1・2017-06-26(月)
○「六月の菖蒲田水の重さもつ」(成井侃1)
○季語(六月・夏) 「ろくがつのしょうぶたみずのおもさもつ」【→五感俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:田水を十二分に含んで瑞瑞しく花を垂れる菖蒲。「田水の重さをもつ」というずっしりとした表現です。
●成井侃(なるいただし)
○好きな一句「残心の背筋を正し青嵐」2
○季語(青嵐・夏) 「ざんしんのせすじをただしあおあらし」(「俳句四季201607」より引用)
【Profile】:1949年、茨城県出身。1992年「対岸」入会、→今瀬剛一に師事。晴天集同人。「対岸」編集長。俳人協会幹事、NHK学園俳句講師。