俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五感俳句0249・嗅覚052・水野真由美01・2015-10-19(月)

2015-10-19 04:56:00 | 五感俳句
●五感俳句0249・嗅覚052・水野真由美01・2015-10-19(月)
○「椎の実と鉄の匂の巻時計」(水野真由美01)
季語(椎の実・秋) 「しいのみとてつのにおひのまきどけい」
【鑑賞】:自動巻きというのもありましたが、やはり小さな摘みを親指と人差し指でぐりぐりと回して巻きます。そうすると、ほら、鉄の匂いが。【→五感俳句-索引 →俳人一覧()】
 
水野真由美(みずのまゆみ)
○好きな一句「泳ぎ着けぬ兄あまたゐて秋津島」(『八月の橋』2008)02
季語(泳ぐ・夏) 「およぎつけぬあにあまたゐてあきつしま」(→「―俳句空間―豈weekly」より引用)
【Profile】:1957年、群馬県前橋市出身。和光大学人文学部卒業。前橋市にて古書店「山猫館書房」を経営しながら句作活動を行う。1985年より→金子兜太に師事。「俳句空間」新人賞準賞、「海程」新人賞受賞。2001年、句集「陸封譚」で第6回中新田俳句大賞受賞。「海程」「吟遊」同人。「鬣TAYEGAMI」編集人。「海原」同人。
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