俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●方法俳句0247・音の物質化05・いのうえかつこ01・2015-10-08(木)

2015-10-08 04:56:00 | 方法俳句
●方法俳句0247・音の物質化05・いのうえかつこ01・2015-10-08(木)
○「秋の雷ぶつかつてゐる山襖」(いのうえかつこ01)
季語(秋の雷) 「あきのらいぶつかつてゐるやまぶすま」(「俳句201310」より引用)
【鑑賞】:秋の雷がまずは山岳の斜面にぶつかります。この直後の過程が「ごろごろ転がり落ちる」のでしょう。重量感のある雷の音です。【→方法俳句-索引01方法俳句-索引02 →俳人一覧()】
 
いのうえかつこ(いのうえかつこ)(1943~2015)
○好きな一句「あまりにも澄みゐて水のなき如し」(『貝の砂』1992)02
季語(水澄む・秋) 「あまりにもすみゐてみずのなきごとし」
【Profile】:新潟県出身。1985年「」入門、→上田五千石に師事。1993年、句集「貝の砂」で第16回俳人協会賞新人賞受賞。1995年畦賞受賞。1998年「甘藍」創刊主宰。2002年第41回静岡県文化奨励賞受賞。
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