俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●次元俳句0248・垂れる(空間)02・和湖長六01・2015-10-11(日)

2015-10-11 04:56:00 | 次元俳句
●次元俳句0248・垂れる(空間)02・和湖長六01・2015-10-11(日)
○「林檎剥き午後の時間へ長く垂らす」(『林棲記』2001)(和湖長六01)
季語(林檎・秋) 「りんごむきごごのじかんへながくたらす」
【鑑賞】:林檎の皮を剥くのは楽しいようですが難しい行為であります。どれだけ長く細く皮を剥けるか。いつしかだらりと長く垂れています。そろそろ切れる頃でしょう。【→次元俳句-索引 →俳人一覧()】
 
和湖長六(わこちょうろく)
○好きな一句「跳箱に手をついたまま枯れてゐる」02
季語(枯れる・冬) 「とびばこにてをついたままかれてゐる」
【Profile】:1933年、新潟県三条市出身。早稲田大学露文科卒。徳間書店に入社し常務、編集本部長を務め1996年退社。→宗左近主宰の「左岸」編集長。
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