俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●次元俳句0247・通過(空間)07・老鼠堂永機01・2015-10-04(日)

2015-10-04 04:56:00 | 次元俳句
●次元俳句0247・通過(空間)07・老鼠堂永機01・2015-10-04(日)
○「秋日和井戸掘りなんど通りけり」(老鼠堂永機01)
季語(秋日和) 「あきびよりいどほりなんどとほりけり」(「日本名句集成(學燈社1991)」より引用)
【鑑賞】:作者は秋陽の縁側にいるのでしょうか。表の通りを井戸掘りの人が通った後は、ぷっつりと人通りが途絶えました。少し眠くなる秋日和の縁側です。 【→次元俳句-索引 →俳人一覧()】
 
老鼠堂永機(ろうそどうえいき(1823~1904)
○好きな一句「鴨の毛の流れとまるや芹の中」02
季語(芹・春) 「かものけのながれとまるやせりのなか」(引用同上)
【Profile】:東京生まれ。俳諧を父の六世其角鼠肝に学び、七世を継承したが、のち門人田辺一機に譲り老鼠堂と号す。 (以上「日本名句集成(學燈社1991)」より引用)
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