●五感俳句0250・味覚016=渋03・正岡子規010・2015-10-26(月)○「つり鐘の蔕のところが渋かりき」(『俳句稿』1899)(→正岡子規010)○季語(つり鐘柿・秋) 「つりがねのへたのところがしぶかりき」(「俳句αあるふぁ2014年12-2015年1月号」より引用)【鑑賞】:「味覚」の「渋い」は3回目ですが、すべて渋柿であります。これは釣鐘の形をした柿。先端から食べていくと最後のヘタのあたりがやや渋味があったというもの。「柿の日」に、果物の「子規」らしい10句目でした。【→五感俳句-索引 →俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)】
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