俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●方法俳句0163・数詞効果07・大野朱香01・2014-02-27(木)

2014-02-27 00:00:00 | 方法俳句

●方法俳句0163・数詞効果07・大野朱香01・2014-02-27(木)

 

○「春燈を点せば嗚呼と二十人」『嗚呼(1992)』(大野朱香01)

季語(春燈)

 夕方になったので明りのスイッチをいれました。点った灯に20人が「ああ」といった、という句です。この「ああ」には「ああ、もう夕方ね」や「ああ、点いたね」など様々な意味が考えられます。句集の序文によると、これは句会出席者の人数だということです~(oo)~。

 

大野朱香(おおのしゅか)(1955~2012)

代表句「空をゆく花粉の見ゆるエレベーター」02

季語(花粉・春)

東京生まれ。1989年「童子」入会。→辻桃子に師事。同人。1992年童子わらべ賞。1993年童子賞。1998年童子大賞。現代俳句協会、日本伝統俳句協会、国際俳句交流協会会員。→俳人一覧(

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●五体俳句0118・身体07・佐野まもる・2013-02-26

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