俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
「染色の藍の淀みて雪解川」(及川仙石01)
季語(雪解川・春)
阿波徳島が有名な藍染。「インディゴブルー」も同色ということですが、やはり「藍」「あい」です。雪解けの水が冷たいほどに藍色が際立つようです。
○及川仙石(おいかわせんせき)(1893~1969)
代表句「連翹の花のまはりの夕明り」02
季語(連翹・春)
宮城県仙台市生まれ。医学部教授。→高野素十、→中田みづほの指導を受けて俳句を始め、→高浜虚子、→高浜年尾に師事。1945年、「ホトトギス」同人。「松の花」主宰。→俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)
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