俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五感俳句0161・嗅覚025・宮部鱒太01・2014-02-10(月)

2014-02-10 12:44:41 | 五感俳句

●五感俳句0161・嗅覚025・宮部鱒太01・2014-02-10(月)

 

○「野火の匂いの宇野重吉とすれちがう」(宮部鱒太01)

季語(野火・春)

 誰か思いいれのある俳優を俳句にできるかといえば、なかなか難しいでしょう。しかも、それを嗅覚として詠みこむのは困難です。それを、この句は見事に実現しています。しかも、宇野重吉です。

 

宮部鱒太(みやべますた)(1917~2012)

代表句「戦友は別のさくらを見ていたり」02

季語(さくら・春)

熊本県生まれ。幕末の国学者、兵法家宮部鼎蔵の曾孫。応召し1946年帰還後、京都の「京鹿子」を中心に活躍。また熊本で1963年に『夜行』を創刊。「熊本剣俳句協会」の創立、「九州俳句作家協会」設立に参画。→俳人一覧(

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●三色絵0115・「ビクターの」・透次・2013-02-09
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