俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五体俳句0161・手07・八幡城太郎01・2014-02-11(火)
○「芹摘んできて落日に手を洗ふ」(八幡城太郎01)
季語(芹・春)
芹摘みを終えて戻った作者が手を洗うのは、ごく自然の動作なのでしょう。それをあえて句にすることによって、天然の芹の力強い香りが読者の鼻をうつのです。
○八幡城太郎(やはたじょうたろう)(1912~1985)
代表句「雨に重き花のいのちを保ちけり」02
季語(花・春)
神奈川県相模原市出身。青柳寺住職。早稲田大学在学のころ→嶋田青峰の俳文学を学ぶ。新興俳句運動に加わり→日野草城に師事。戦後は西の「青玄」の姉妹誌として「青芝」を創刊主宰。誌名は日野草城第2句集「青芝」による。→俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)
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