俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●方法俳句0160・自由律020・北原白秋01・2014-02-06(木)
○「ちらちらと燈が楽しんで雪の斜面だ」『竹林清興』(1947)(北原白秋01)
季語(雪・冬)
「石がけに子ども七人こしかけてふぐをつりおり夕焼け小焼け」などの短歌で有名な白秋さん。→自由律の俳人でもあったんですねえ。冬の村の遠景でしょうか。家の灯りが楽しんでいるように、ちらちら揺れています。
○北原白秋(きたはらはくしゅう)(1885~1942)
代表句「母に手を曳かれて遠し蝉の声」02
季語(蝉・夏)
熊本県南関生まれ。日本の詩人、童謡作家、歌人。詩、童謡、短歌以外にも、歌謡、随筆、評論、小説、俳句などの文学の多分野にわたり、厖大な作品をのこした。俳句では大正末期に自由律俳句を多く書いた。→俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)