俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○五感俳句063・味覚07(酸っぱい)・辻桃子・2011-11-21
○「梨食うてすつぱき芯にいたりけり」(『童子』1991)(辻桃子01)
○季語(梨・三秋)
【鑑賞】:梨を食べ始めます。外側の甘い部分をどんどん食べます。そのうちに酸っぱい芯まで至ります。万人の共感を呼ぶ句です。
○辻桃子(つじももこ)
○好きな一句「折鶴のやうなる足袋やまだはかず」02
○季語(足袋・三冬)
1945年、神奈川県横浜市生まれ、東京育ち。1963年俳句入門。→楠本憲吉(「青玄」「野の会」)・→高柳重信(「俳句評論」)・→藤田湘子(「鷹」)に師事。のち→波多野爽波に私淑。1987年、42歳で「童子」創刊主宰。第5回→加藤郁乎賞受賞。
辻桃子掲載句
03仰向いて天井古し秋の暮(秋の暮・三秋)〈特集102・家屋1=天井〉2012/11/9
04初詣して刃物屋へ足が向く(初詣・新年)〈五体155・足4〉2014/1/2